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「ストロングゼロ」にオーストラリア人男性が感動 日本のコンビニの常識に驚いたポイントとは
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物の価格や入手のしやすさは、国や地域によってさまざま。現在は円安の影響もあり、多くの外国人観光客が日本での買い物を楽しんでいます。初めて日本を旅行中のオーストラリア人カップルは、ある飲み物の価格と手に入れやすさに驚いたそう。いったい、どんなものを買ったのでしょうか。
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価格も購入できる店も…オーストラリアとは違う日本の環境
デパートや家電量販店、大型書店ほか多くの店がひしめく東京・新宿。そこで出会ったのが、初めての海外旅行中だというエンジニアのルークさんと、高校時代に日本語を学んでいたという地質学者のアリソンさんのオーストラリア人カップルです。
初来日のふたりは新宿で、レコード店めぐりをしていました。オーストラリアにはない店もあり、買い物を楽しんでいるそうですが、ルークさんは日本で買ったある飲み物の安さにびっくりしたといいます。
「この『ストロングゼロ』を見てくれ。昨日の夜、買ったんだけど、オーストラリアだと10ドルはするよ。それが日本ではたったの2ドル程度。なんて安いんだ!」
サントリーの「ストロングゼロ」は、オーストラリアでも人気を博しているといいます。それを自国よりも格安で手に入れられたことに感動した様子のルークさん。国が違えば、物価や為替レートによって、自国通貨に換算したときに大きな差が出ます。物価の上昇を感じる昨今の日本ですが、多くの外国人から見ると全般的に物価が安く、為替レートの円安も加わって、“お買い得品”だらけに見える状況なのでしょう。
ただ、驚いたのは価格だけではないと、アリソンさんは説明します。
「ルークが見せた缶のアルコール。セブン-イレブンで買ったんだけど、オーストラリアではコンビニなんかでは絶対、アルコール飲料は買えないの。お酒を買うときは、きちんとしたアルコール取り扱い店に行かないとね。価格もそうだけど、日本ではお酒が手軽に買えることにも驚いたわ」
日本人が「缶チューハイ」の愛称で親しんでいるアルコール飲料の安さと、コンビニエンスストアで買える手軽さに驚いたふたり。もちろん飲み物だけでなく、日本の食べ物も楽しんでいるそう。
「昨日の夜はカツカレーを食べたんだけど、カツはジューシーでとてもおいしいね。僕はアリソンと違って日本語はわからないけど、これだけは覚えたよ。『オイシイタベモノヲアリガトウ』」
茶目っ気たっぷりに、とてもうれしい日本語を披露してくれたルークさん。アリソンさんに日本語を教えてもらいながら、日本の旅と「オイシイタベモノ」をたくさん堪能してくださいね。
(Hint-Pot編集部)