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「脱衣所はけっこうガチ」 温浴施設が注意を呼びかけたNG行為 転倒事故につながりかねないこととは
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寒い季節、温かいお風呂やサウナで心身ともにリラックス。入浴後は爽快な気分で脱衣所へ……と、その前にちょっと待った! 何気なくやってしまいがちな行動が、実は危険な事故を招くおそれがあることをご存じでしょうか。温浴施設の「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」が公式TikTokアカウント(spa_metsaotaka)に投稿した動画が注目を集めています。守るべきマナーとは、どんなことなのでしょうか。
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転倒事故につながる危険な行為
年末年始の休みを利用して、温泉やスーパー銭湯を訪れる人も多いでしょう。同館は「温泉でやっちゃいけないこと5選」と題して、温浴施設での5つのNG行為を紹介しています。
動画の最後で取り上げられたのが、「濡れたまま脱衣所を歩く」という行為です。
入浴後、体が濡れたまま脱衣所に戻ると、床に水滴が落ちて濡れてしまいます。濡れた床は非常に滑りやすく、転倒事故につながる危険性が高まります。とくに高齢者や小さな子どもは、バランスを崩しやすく、転倒した際に大きな怪我をするおそれもあります。
衛生面でも、濡れた足で脱衣所を歩き回ると、床が常に湿った状態になり、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。清潔で快適な空間を保つためにも、一人ひとりの心がけが大切です。投稿のキャプションには「脱衣所はけっこうガチ」とメッセージが添えられています。
一方で、コメント欄には「バスタオルがかごに入っているのに、拭いてから上がってくださいって書いてあって、どうすりゃええのん?」「床を濡らさないようにするには、風呂を出たあと自分のロッカーまで歩くときにどうするのが正解ですか?」といった疑問の声も。
入浴する際には、フェイスタオルを持参しましょう。一般的に、浴室の出入り口付近にはバスマットが敷かれているので、固く絞ったフェイスタオルで体の水分を拭き取ってから脱衣所に移動するのがマナーとされています。施設によってルールが異なる場合もあるため、不明な点はスタッフに確認してください。
ちょっとした心がけで、みんなが安全で気持ち良く過ごせる温浴施設。お互いへの思いやりを忘れずに、リラックスタイムを楽しみたいですね。
(Hint-Pot編集部)
