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ドイツではひとりで「5500円くらい」→日本では「ふたりで約3700円」 ドイツ人が日本と母国を比較して驚いたこととは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ドイツから来た(左から)エレナさんとエネスさん【写真:Hint-Pot編集部】
ドイツから来た(左から)エレナさんとエネスさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本を訪れる外国人観光客の多くが口をそろえて称賛する、日本の食事。おいしいだけでなく、安く食べられることに驚く人は多いようです。ドイツから来たカップルも、母国と比較し、日本での食事に感動したそう。いったい、どんな違いを感じたのでしょうか。

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「もしたくさん飲む人だったら、もっとかかるわね」

 ドイツ西部のデュッセルドルフから来た、エネスさんとエレナさん。今回が2度目の訪日で、現在はアジアを周遊中です。その旅程にわざわざ日本を組み込んだことや、エレナさんの「とにかく日本が大好きなの!」という言葉からも、日本に魅了されていることが伝わってきます。

 そんなふたりは、日本を旅するなかで、食事の値段に驚いたといいます。エレナさんが、母国の外食事情を教えてくれました。

「デュッセルドルフで寿司を食べたら、たぶん1人30ユーロ(約5500円)くらいかしら。でも、それは食事だけ。飲み物を頼まなくちゃいけないし、日本みたいに無料のお茶や水は出てこない。しかも、その飲み物がとても高いの。だから、飲む分だけ値段は高くなる。50ユーロ(約9200円)とか? もしたくさん飲む人だったら、もっとかかるわね」

 母国で寿司を楽しもうとすると、かなりの出費になるようです。すると、エネスさんが興奮ぎみに、こう続けました。

「それなのに、今日食べた寿司! あまり食べなかったとはいえ、ふたりで20ユーロ(約3700円)だったよ!」

 ふたりで食事をしても、母国よりはるかに安く済んだことに驚いたふたり。日本での食事について、おいしさだけでなく、コストパフォーマンスの良さも実感したようです。この先も、日本ならではの“おいしい出合い”を楽しめるといいですね。

※1ユーロ=185円で換算(12月20日現在)。

(Hint-Pot編集部)