ねこを多頭飼いしていると、それぞれが甘えたがって大変という経験がある飼い主さんもいるでしょう。一匹ずつ相手をしてあげたいものの、みんなが一斉に甘えてくると手が足りません。X（ツイッター）では、5匹のねこに囲まれた“多頭飼いのリアル”な様子が2.4万件もの“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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一斉に遊んでもらうねこたち

「ねこを多頭飼いしてる人のリアルな日常なこちらです」

　そんなコメントとともに投稿された動画には、ねこたちのにぎやかな日常が映し出されています。

　室内には5匹のねこたちが集まり、それぞれが思い思いにくつろいでいる様子。飼い主さんはすぐ近くで伏せをする2匹のおしりをトントンと優しく叩いています。かと思えば、もう1匹がやってきて、おもちゃを投げてほしいとアピール。

　さらに、テーブルの上やキャットタワーからその様子をじっと見つめているねこたちの姿も確認できます。飼い主さんは休む間もなくねこと遊び続けており、多頭飼いならではの忙しさと幸福感がぎゅっと詰まっています。

　この投稿はXで2.4万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「画面の情報量がやばいwww」「忙しない」「ねこの手も借りたいですね」など、共感と驚きの声が寄せられています。

息子が寝た後の「甘えタイム」

　飼い主さんが話題の動画を撮影したのは、3歳の息子さんが寝たあとのことでした。いつも夜に寝かしつけが終わると、ねこたちの「甘えタイム」が一斉に始まります。

「我先にと寄ってきて甘えたり、『遊んで』とおもちゃを持ってきたり。そんな一瞬で“忙しさ”が伝わる瞬間を撮影しました」

　おしりをトントンされていた、1歳の女の子の「すきやき」ちゃんと、4歳の男の子の「おすし」くん、そしておもちゃで遊んでもらっていた「おでん」くんは、とくに甘えん坊なのだとか。

　一方、テーブルの上にいた1歳の男の子の「からあげ」くんと、キャットタワーに座っていた1歳の女の子の「ねぎとろ」ちゃんは離れた場所にいますが、普段はほかのねこたち同様、ねこじゃらし系のおもちゃやLEDレーザーポインタなどで遊ぶことが好きだといいます。

「けっこう大変なので、夫婦でひとりずつおもちゃを持って何匹かずつ手分けして遊ぶことが多いです（笑）」

　飼い主さんは、YouTubeチャンネル「まつたけ日和」で4匹のねこを保護してからの1年をまとめた動画も公開しています。多頭飼いの賑やかな日常は、大変さもありながら、それ以上の幸せと愛おしさに満ちているようです。

○取材協力：まつたけ（@matsutake_cat）さん

（Hint-Pot編集部）