日本に駐在する外交官たちが、日本の文化や食を積極的に楽しむ姿は、SNSでたびたび注目を集めています。駐日デンマーク王国大使のヤール・フリース＝マスンさんは、自身のX（ツイッター）アカウント（@DKAmbassadorJP）で、家族とともに軽井沢を訪れた際の様子を公開。気温5度という寒さの中、屋外で日本料理を楽しんだ様子が反響を呼んでいます。いったい、何を味わったのでしょうか。

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寒空の下で味わった温かい“日本の味”

「家族と熱いだしのそばを楽しみました。とてもおいしくて温かかったです。軽井沢の気温が5度でも、外で座っていられるくらいでした。私の家族はあらゆる種類の日本食が大好きです」

　そんなコメントを添えてヤールさんが投稿した写真には、木々に囲まれたテラス席に座る、家族5人の姿が写っています。ヤールさんと長男のルーカスさんが手前に座り、反対側には次男のマティアスさん、長女のアマリーさん、そしてクリスティーナ夫人が並んでいます。

　全員がコートやダウンジャケットを着込んでいますが、寒さを感じさせない満面の笑みです。テーブル上には1人1つ、温かいそばが。香の物もまとめて置かれています。

　気温5度という寒さにもかかわらず、屋外で温かいそばを楽しむという、日本人でもなかなか体験しない贅沢な時間。ヤールさん一家の、日本食への愛情の深さが伝わってきます。

　投稿のリプライ（返信）には「ひと足早い年越しそばでしょうか　おそばもたしなまれるとはさすがです」「温かいご家族に温かいおそばですね」「寒いと温かい食べ物がよりおいしく感じます。外で食べる熱いそばの選択は最高です」など、さまざまな声が寄せられています。

　デンマークも、冬は厳しい寒さで知られる国。寒さに慣れた大使だからこそ、冬の軽井沢で屋外そばという粋な楽しみ方ができたのかもしれません。

（Hint-Pot編集部）