伝統的な料理から、海外生まれのものが独自の進化を遂げた一品まで、バリエーションに富んでいる日本食。海外で専門店がオープンしたり、外国人観光客が“本場”の味を求めて訪日したりと、世界的な人気を誇っています。駐日デンマーク王国大使のヤール・フリース＝マスンさんも、そんな日本食を愛してやまないひとりです。自身のX（ツイッター）アカウント（@DKAmbassadorJP）で、ある日本食を堪能したと報告。忙しいなかでも覗かせた“日本食愛”に、称賛の声が集まっています。

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大阪・関西万博の開会式に出席

　北欧の国・デンマーク王国。日本人にとっては、ブロック玩具「レゴ」発祥の地であることや、デンマーク王室と日本の皇室が親密な関係を築いていることなどから、遠く離れていても比較的なじみのある国のひとつでしょう。

　そんなデンマークから昨年12月、日本に着任したヤールさん。日本各地に赴き、そこで感じたさまざまな思いをXで発信し、反響を呼んでいます。

　ヤールさんは、12日に行われた大阪・関西万博の開会式に出席するため大阪へ。忙しいなか、新幹線の車窓からとらえた富士山の動画や、北欧5か国のパビリオンの紹介など、出張中の様子をたびたび投稿していました。

帰京時は激しい冷え込み　温まるために選んだ一品

　注目を集めたのは、ヤールさんが帰京した13日の投稿です。その日、「東京に着いたときは寒くて雨が降っていた」という通り、4月中旬とは思えないほど冷え込んでいました。温かいものが恋しくなるなか、ヤールさんが選んだのは、海苔とチャーシューがのったおいしそうなラーメン。投稿した写真では、どんぶりに手を添え、うれしそうな笑顔を見せています。

　また、「新大阪駅では、おいしいお好み焼きを堪能しました」とも。「私は日本食が大好きで、今では毎日食べられるほど幸運です」と、おいしい日本食を立て続けに堪能できた喜びを綴りました。

“日本食愛”が伝わる投稿は大きな反響を呼び、7000件を超える“いいね”が。リプライ（返信）には「日本食がおくちに合ってうれしいです」「寒いときにラーメンは間違いないですね」「日本を愛してくださり本当にありがとうございます」など、ヤールさんへの感謝の言葉が多数寄せられています。

（Hint-Pot編集部）