カルチャー
「なんていう料理なの?」 フランス人が母国の家庭料理を連想 鍋を使った温かい日本食とは
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日本には、温かいだしで煮込んだ料理が数多くあり、寒い季節にとくに好まれています。フランスから訪れたカップルは、日本で食べたある料理が、母国の定番料理に似ていると感じたといいます。いったい、どんな料理だったのでしょうか。
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フランス東部から、2週間の日本旅行
フランス東部のドイツ国境に近い街からやってきたという、サラさんとマキシムさん。サラさんは2回目、マキシムさんは初めての訪日です。2週間の滞在予定で、東京のほか、高山、金沢、京都をめぐるそうです。
東京では、浅草や谷中などを訪れました。下町の風情を楽しみながら、日本の食文化にも触れているようです。
「けっこう食べているよね。どれもおいしくて」と笑うマキシムさんの横で、サラさんも「昨日は居酒屋に行って食事をしたら、出てきた魚の料理がとてもおいしくて!」と笑顔。日本食を存分に楽しんでいる様子です。
ポトフに似ている日本の温かい料理
日本の食を楽しむなかで、ふたりがとくに興味を持った料理がありました。
「ポトフみたいなのを食べたんだ。ポトフにうどんが入っていて、下から火で鍋を温めているんだ」
マキシムさんがこう説明すると、サラさんも続けます。
「野菜も入っていたよね。あれはなんていう料理なの?」
ふたりが食べたのは、鍋焼きうどんでした。土鍋や1人用の鍋にだしを入れ、うどんや野菜、卵、エビ天ぷらなどの具材を煮込み、寒い季節に体を温めてくれる日本の定番料理のひとつです。
一方、ポトフはフランスの家庭料理で、塊のままの牛肉や野菜など、大きめの具材をじっくり煮込んだスープ料理です。マキシムさんとサラさんにとって、温かいだしで具材を煮込む鍋焼きうどんは、母国の定番料理を思い起こさせたのかもしれません。
日本とフランス、異なる国でありながら共通点を感じたという料理。ふたりには、これから訪れる場所でも、日本ならではの食文化を楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
