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「あと何回、親に会えるだろうか」 帰省のたびに感じる母の変化 複雑な思いを描いた実体験漫画に3.2万“いいね”
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年齢を重ねるにつれて、これまで当たり前だった時間の尊さに気づかされることもあるでしょう。いつの頃からか、「親とあと何回会えるだろう」と考えることも。X(ツイッター)では、母親の変化に気づき、複雑な気持ちを抱える男性を描いた実体験漫画が話題になっています。3.2万件の“いいね”を集めた作品について、投稿者のまるいがんも(@kenihare)さんに詳しいお話を伺いました。
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耳にした「あと何回、親に会えるだろうか」というフレーズを意識するように
東洋経済オンラインで「真面目なマジメな真締くん」を連載する、漫画家のまるいがんもさん。日常のふとした気づきを描いた作品が多くのファンに支持されており、Xでも幅広い層から共感を集めています。
今回話題を呼んだのは、帰省中の実体験を綴った漫画です。ふと耳にした、「あと何回、親に会えるだろうか」という言葉を意識するようになった主人公。それから、できる限り母のもとへ顔を出すようにしますが、「あんたちょっと痩せた?」と、食卓での変わらない母の口ぶりに安心感を覚えます。
一方で、部屋の隅に立てかけられた杖が目に入ると、不意に胸がざわつきます。「あの杖 何?」と問いかけると、膝の状態が思わしくないことを聞かされました。階段を横向きに降りているという話に、主人公は複雑な表情を浮かべます。
その翌日、気分転換にと近くの芝桜を見に行くことに。杖をつきながら一段一段を踏みしめる母を見守りつつ、「たまに現実から逃げたくなるときがある」と内心を明かします。ベンチに腰を下ろし「ここ風が気持ちええねー」と笑う母の横顔を見ながら、ただ静かに「あと何回 親に会えるだろうか」と思うのでした。
漫画が投稿されると、3.2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「こうして思える関係でありたかったと思う」「親孝行できていると思います」「ばあちゃんと暮らしてるからマジで刺さる 長生きしてほしいな」などの声が続々と寄せられています。
歳を取っても変わらない母と変わった自分
まるいがんもさんに、今回の作品やお母さんとの関係性などついて詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードは実体験でしょうか?
「実体験です。年末年始、母のところへ行っていた際に描こうと思い立ちました」
Q. お母さんとの関係性で変わったと感じる部分と、変わらないと感じる部分を教えてください。
「基本的に母は変わっていないですね。変わったのは僕ら、子ども側。歳を取らないとわからないことってやはり多くて。僕は離婚していますが、家庭を築いて子どもを育てることがいかに大変なことかとか。そういったことがわかると、自然と親に対する感謝も生まれます」
Q. お母さんと過ごす時間を大切にするために、実践していることはありますか?
「母がらくらくスマートフォンに変えたのをきっかけに、家族のグループLINEができましたね。母は使い方などがわからない部分があるので、帰るたびに何かしらLINEやスマホの使い方を聞かれます。なんでもないことでも、僕や兄はグループラインに送るようになりました」
Q. 読者からのリプライでとくに印象に残っているものは?
「たくさんコメントをいただきまして、読んでいてちょっと泣きそうになることもありました。みなさんもやはり、同じような思いを持っているのだなと感じています」
(Hint-Pot編集部)