重労働の引っ越し作業。そんな疲れを吹き飛ばす、お母さんのかわいすぎるいたずらがX（ツイッター）で大きな話題になっています。ユーモアたっぷりの落書きに「真似したい」の声も。投稿者の天地 華恋（@honamero777）さんに詳しいお話を伺いました。

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ガムテープを絆創膏風にアレンジしたタイプも

「お母さんにダンボール詰め手伝ってもらったらいらんことしててめっちゃ恥ずかしい……」

　そんなコメントが添えられた一枚の写真。そこには、引っ越しの荷物が詰まった段ボール箱がずらりと並んでいます。引っ越し業者からもらえる、パンダのイラストが入った段ボール箱で、全部同じ絵柄のはずなのですが……。

　よく見ると、表情に違いが。なんとマジックで眉毛などが描き込まれているのです。つり上がった眉や、マロ眉、への字眉、中にはおでこの部分まで伸びたガムテープに、まるで絆創膏のようなイラストが描かれているものも。

　お茶目すぎる写真に、投稿には30万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「お母さんセンスあるｗ」「お母さんの発想がかわいいですね」「お母さんかわいすぎる。温かい家庭なんだろうな」など称賛の声が寄せられています。

「喜ぶ母を見て私もうれしくなりました！」

　天地さんによると、お母さんは“天然”なタイプで、普段から天地さんの私物に落書きやイタズラをしかけてくるそう。今回のいたずらに気がついたのは、お母さんが帰ったあとだったため連絡をすると、「気づいてくれてうれしい！」という恒例の反応だったそうです。

　荷物を詰めた段ボール箱は、全部全部で50箱少々。そのなかで、お母さんが落書きをしたのは20箱ほどだったそうです。天地さんは「素敵なアイデア」だと思い、あとから詰めた段ボール箱には、自分で絵を描き加えたのだとか。

　とくに気に入ったのは、絆創膏のようにガムテープがアレンジしてあるものとのこと。お母さんは、軽い気持ちで落書きをしたものの、思いがけず大きな反響に喜んでいるそう。「喜ぶ母を見て私もうれしくなりました！」と天地さんはいいます。

「引っ越し業者の方は、落書きがしてある段ボール箱をよく見かけるそうですが、心が和むとおっしゃっていました。また、『かわいい子どもがいるんですね！』と言われたのですが、とても母が描いたとは言えず、『自分です』と伝えました」

　また、天地さんは多くのリプライを読んで、「表情別でこの部屋とか、眉毛があればこれが入っているなど、紙に書き加えて判別するのはいいアイデアだと思いました。また貴重品や女性ならではのものなど、人に見られたくないものには、名前を書かなくていいので、便利だと思いました！」と、思いがけず有効な使い道であることに気づいたそうです。

　VTuberとして活躍している天地さん。全国各地でリアルイベントをするのが将来の夢なのだそう。「これまで1日店長など、何度か経験させていただきました。リスナーさんと直接、顔を見てお話をするのが好きなので、これからも頑張りたいと思います！」と結んでいます。

（Hint-Pot編集部）