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「理由があるのかな?」 アメリカ人が日本で首をかしげた理由 母国との違いに「戸惑った」光景とは
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日本の美しい街並みや利便性は、多くの訪日外国人を魅了しています。初めて日本を訪れたアメリカ人の若者たちも、日本の工夫に感動する一方で、ある構造に戸惑いを隠せませんでした。彼らが驚いた日本の光景とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。
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アメリカとまるで違う景色が広がる日
アメリカのユタ州からやってきた、オースティンさん。今も近所に住むという学生時代からの友人たちとのグループ旅行で、全員、日本へ来るのは今回が初めてです。滞在は15日間を予定しており、東京、広島、京都、大阪を回ります。
オースティンさんは、東京で目にする風景が母国のものとまるで違うと話してくれました。
「戸惑ったのが、お店や施設がビルの中で縦に並んでいること。看板は出ているけれど、ビルを見上げて『何階にあるんだろう』と確認しないといけないんだ。僕たちの地元では、街を見回すとお店はほとんど1階に並んでいるからね」
広大な土地を持つアメリカでは、店舗や施設が平面的に広がるフラットな造りが一般的です。しかし、土地が限られている東京では、空間を最大限に生かすための工夫が随所に見られます。
合理性が生んだ東京の都市設計
また、オースティンさんは、日本のホテルの構造にも注目しました。
「おもしろいなと思ったのが、受付が2階以上にあるホテルが多いこと。普通は入り口を入ってすぐフロントがあるイメージだけれど、東京だと入った瞬間にエレベーターやエスカレーターがあるホテルばかり利用したよ。1階には別のお店が入っていることもあって、『スペースをうまく使っているんだな』って話していたんだけれど、ほかにも理由があるのかな?」
ホテルの構造について考察するオースティンさんですが、これには東京ならではの事情もありそうです。都心では1階部分の路面賃料がとくに高く、コンビニエンスストアやカフェなど、回転率の高い店舗が入るケースも少なくありません。そのため、ホテルのフロントを上階に配置する建物も多いようです。
母国との違いに戸惑いつつも、上を見て目的の看板を探すことは、東京ならではの街歩きといえるでしょう。残りの滞在でも、気の置けない友人との旅行を心ゆくまで楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
