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オーストラリア人が「ほとんどないよね?」と驚き 日本の雪山で気づいた母国と「違う」乗り物とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストラリアから来たエライジャさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストラリアから来たエライジャさん【写真:Hint-Pot編集部】

 パウダースノーが楽しめるハイシーズンも終わり、今シーズンのスキー場もいよいよ締めくくりの時期を迎えました。食事の衛生面から設備のメンテナンスまで、あらゆる面で“安心”が当たり前にある日本。オーストラリアから訪れた男性も日本の雪山に魅了されたひとりですが、滑りを楽しむなかで母国のスキー場との違いに気がつきました。オーストラリア人がその安全性にうなったものとは、いったいどのようなものなのでしょうか。

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雪を求めて3度目の訪日

 オーストラリアのブリスベンからやってきたエライジャさん。今回が3度目の日本滞在で、目的は「雪のためだよ」といいます。過去には新潟県の妙高高原や長野県の白馬でスノーボードを存分に楽しみました。2週間の滞在予定である今回は、初めて北海道のニセコへ足を運ぶ計画を立てています。

「雪質が最高なんだ。オーストラリアでも滑るけど、こんないい雪質じゃないから。今のところは白馬がベスト。でもこれから行くニセコは初めてなんだけど、すごく評判がいいからベストになるかもね! 楽しみすぎるよ」

 これからの旅への期待で胸を膨らませるエライジャさん。日本のゲレンデへの熱い思いがひしひしと伝わってきます。

日本のスキー場で驚いた移動手段

 極上の雪質を絶賛するエライジャさんですが、日本のスキー場が素晴らしい理由はそれだけではありません。母国オーストラリアやヨーロッパの雪山と比べて、日本のゲレンデの「移動手段」に大きな違いを感じています。

「ほぼオーストラリアも日本も雪山は同じなんだけど、リフトが違うんだよね。Tバーってわかる? オーストラリアではTバーがすごく多い。ヨーロッパも多いかな。でも日本はTバーってほとんどないよね? 日本の山のほうが高低差が激しいのもあるかもね」

 エライジャさんが言う「Tバー」とは、T字型のバーを股に挟み、雪面を滑りながらワイヤーで引き上げてもらう牽引式のリフトのことです。乗車中は常にバランスを取る必要があるため、体力を消耗しやすい移動手段として知られています。

 オーストラリアやヨーロッパのなだらかなスキー場、また小規模なゲレンデでは一般的な乗り物ですが、日本では座ったまま空中を移動するチェアリフトやゴンドラリフトが主流であり、T字型のリフトを見かける機会はあまりありません。

 座って景色を楽しみながら、安全で楽に山頂へ向かえる日本のリフト環境は、訪日外国人にとって魅力的に映るかもしれません。ニセコでも思う存分スノーボードを満喫し、最高の思い出を作ってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)