話題
「逆境のなかから生まれる美しさを象徴しています」 フランス人F1ドライバーが取り入れた日本らしいデザイン 特別ヘルメットが「センスの塊」と話題に
公開日: / 更新日:

割れた器のひびを金で継ぎ、傷跡さえも美しさに変える日本の伝統技法「金継ぎ」は、世界でも高く評価されている技法です。その金継ぎに着想を得た日本仕様の特別ヘルメットをフランス人F1ドライバーがX(ツイッター)で公開し、大きな反響を呼んでいます。
◇ ◇ ◇
日本への思いを込めたヘルメット
鈴鹿サーキットで開催中の2026年F1日本グランプリに参戦している、フランス人のピエール・ガスリー選手。特別仕様のヘルメットを、自身の公式アカウント(@PierreGASLY)に投稿しました。
「金継ぎアートにインスパイアされた、日本グランプリ仕様のスペシャルデザイン!」
そんなメッセージとともに投稿された4枚の写真には、白地に鮮やかな青と、金継ぎを模した金のラインが美しく描かれたヘルメットが写っています。割れた陶磁器を修復する伝統技法をデザインに落とし込んだ、目を奪われる一品です。
続けて投稿されたメッセージには、ヘルメットに込めた思いが綴られていました。
「このデザインにとても満足しています! 日本は私が心から敬愛している、とても大切な国なので、今年のヘルメットに日本文化を取り入れたいと思いました。金継ぎとは、不完全さを受け入れる日本の芸術です。割れた陶磁器を金で修復することで、ひびを隠すのではなくあえて際立たせ、そこから生まれる回復や癒やし、そして逆境のなかから生まれる美しさを象徴しています」
ガスリー選手は、日本で開催される自動車レース「スーパーフォーミュラ」にも参戦した経験を持つ、日本と縁の深いドライバー。そうした長年にわたる日本との深い結びつきがうかがえます。
投稿には1.1万件もの“いいね”が集まり、リプライ(返信)や引用リポストが多数寄せられました。「日本の伝統を取り入れてくれてありがとう」「美しすぎる!!!」「本当に今まで見たなかで一番美しいヘルメットデザイン!」「今シーズンもっとも美しいヘルメットだと思う」などの絶賛の声が相次ぎ、「センスの塊すぎる!」と興奮するコメントも寄せられています。
(Hint-Pot編集部)