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「ロシアにも似た製品はあるけど、長持ちはしない」 ロシア人が日頃から愛用 「品質と価格の両立が素晴らしい」と絶賛する日本ブランドとは
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日本の製品は、高い品質と信頼性で世界的に評価されています。近年は流通の拡大により、海外でも手に取りやすくなり、多くの国で日常生活を支える存在となっているようです。アメリカ・ロサンゼルスに住むYoさんが、現地の生活事情や外国人から見た日本の印象などを綴るこの連載。第38回は、ロシア人が絶賛した日本ブランドについてです。
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日本の世界的企業を絶賛
同じ語学学校に通うロシア人女性が、筆者の服に目を留めました。見慣れたロゴに気づくと、「ユニクロだ!」と笑顔を見せます。「日本製品は手ごろな価格でハイクオリティ。ユニクロは本当に長持ちするよね」と話し、日頃から愛用している様子でした。
日本発のブランドとして知られるユニクロ。比較的手に取りやすい価格帯でありながら、品質や機能性の高さが評価されています。シンプルで着回しやすいデザインや、快適さを重視した素材なども、多くの人に支持されている理由のひとつでしょう。実際に、こうした特徴は海外でも広く知られ、日常使いしやすいブランドとして定着しているように感じます。
ロシアでもユニクロの知名度は高いようで、若い世代を中心に支持を集めているそう。また、寒さが厳しいため、機能性インナーや防寒アイテムが重宝される傾向もあるといいます。「ロシアにも似た製品はあるけど、私の感覚ではユニクロほど長持ちはしない。品質と価格の両立が素晴らしいと思う」と、大絶賛していました。
一方で、国際情勢の影響により、以前のように簡単に入手できない現状があるようです。「戦争が始まって、ほかのブランドと同じようにロシアで営業しなくなったから、買えなくなってしまったの。それは残念ね」と、惜しんでいました。
母国で買えなくなったロシア人女性に朗報「本当に良かった」
ユニクロはロサンゼルスでも複数の店舗が展開されており、語学学校の近くにもあります。「本当に良かった。やっぱり日本製品は良いよね。何かあっても、すぐに買い足せるから本当に助かる」と、身近にある環境に安心した様子でした。こうした言葉からは、「日本=信頼できる」というイメージがしっかりと根づいていることがうかがえます。
日本ブランドの魅力は、価格と品質のバランスだけにとどまりません。細部まで行き届いた設計や、使い手の視点に立った工夫、長く使い続けられる耐久性など、積み重ねられた企業努力が随所に表れています。実用性はもちろん、日々の暮らしにささやかな快適さや安心感をもたらしてくれる点も、多くの人に選ばれる理由といえるでしょう。
身近な製品が海外でも支持されていることに、日本のものづくりの力強さを実感します。多様なニーズに応え、暮らしを支える日本ブランドの価値を改めて感じました。
(Yo)
Yo(ヨウ)
新聞社に5年、ネットメディアに6年勤め、スポーツを中心に取材・執筆・編集活動をしたのちに退職。30代半ばでアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移した。大学時代はバックパッカーとしてアジア、南米を放浪。仕事を含めて20か国近く訪れたものの、意思ばかり伝えてリスニングが苦手な一方通行イングリッシュに終止符を打つべく、英語習得にも励んでいるところ。
