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「うちのネコチャンの抜け殻、きれいすぎてまだおもしろい」 21歳で大往生した元保護ねこ 愛おしすぎる痕跡に2万“いいね”
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ふと部屋を見渡したとき、動物たちが残した不思議な痕跡にクスッとさせられることはありませんか。X(ツイッター)では、21歳で大往生を遂げたねこが残した、完璧すぎる“抜け殻”が話題に。2万件の“いいね”を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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やわらかい毛布が形を保ったまま残った不思議
「うちのネコチャンの抜け殻、きれいすぎてまだおもしろい」
そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。1枚目では、茶色いトンネルのような物体がポツンと残されています。ふんわりとしたやわらかい毛布に見えますが、まるで中に誰かがいるかのように、形を保ったまま自立しています。
その正体は、2枚目で判明。茶色い物体を、かわいらしいねこがマントのように背負って歩いています。先ほどの不思議なトンネルは、ねこが毛布からスルリと抜け出したあとに残された“抜け殻”だったようです。
投稿には、2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「トンネルだっ」「これは軟体動物の一種ですか?」「うちの21歳のねこも同じことしていて、とても親近感が湧きました」といった声が寄せられています。
よくミニ毛布を背負って歩いていた菊千代ちゃん

話題を呼んだのは、元保護ねこの女の子「菊千代」ちゃんです。
見事な“抜け殻”を発見した当時の状況について、飼い主さんは「台所で家事をしていて、この部屋に物を取りに行ったら、菊ちゃんのごはんゾーンの横に“抜け殻”が完成していました」と振り返りました。
それにしても、鮮やかすぎる“抜け殻”です。菊千代ちゃんは、どのようにしてこれほどきれいな形を作り出したのでしょうか。
「寝ているとき、このミニ毛布をいつもかけてあげていました。起きてトイレに行ったり、ごはんを食べるときも背負ったままのことが多くて、あちこちに毛布を落とすのが日常茶飯事でした。このときは、スポンと抜けたまま毛布が自立していたので、驚いて写真を撮りました。やわらかい毛布なのでどうやって自立しているのか謎でした(笑)」
抜け出したあとはというと「完璧な“抜け殻”を残した本人は、私のベッドの上に作っている『菊ちゃん部屋』で優雅に毛づくろいしていました」とのことです。
2004年7月、空き地で姉妹ねこと一緒にいたところを、飼い主さんに保護された菊千代ちゃん。一般的にねこの寿命は15歳前後といわれるなか、20歳を超えてもかわいらしい姿で飼い主さんを楽しませ、癒やしの存在になっていました。そして、飼い主さんのたっぷりの愛情と癒やしに包まれながら、今年2月23日に21歳7か月で虹の橋を渡り、大往生を遂げました。
やわらかい毛布の自立という、小さな奇跡を残した菊千代ちゃん。そのおちゃめで愛おしい姿は、これからも多くの人の心の中で、温かい記憶として生き続けることでしょう。
○取材協力:菊千代とmum(@y5_y5_san)さん
(Hint-Pot編集部)