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「何かあったらどうするのか」子どもが大型犬に投石、“放置親”に批判殺到 「犬が悪者に…」飼い主も懸念

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

犬への子どもの挑発行為、飼い主の注意喚起が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
犬への子どもの挑発行為、飼い主の注意喚起が話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 春のお花見シーズン、桜の下で起きたある出来事がSNS上で大きな反響を呼んでいます。体重45キロの超大型犬、グレートピレニーズと暮らす30代前半の女性が、犬との散歩中に子どもから石を投げつけられたと投稿。一歩間違えば大きな事故にもつながりかねない、大型犬を“挑発”する危険行為に、批判の声が相次いでいます。いったい何があったのでしょうか。飼い主の女性に詳しい話を聞きました。

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親から離れた小さな子どもが犬に向かって石を投げつけ

 トラブルが起こったのは今月3日の午後4時半ごろ。女性が愛犬と桜が咲く河川敷の歩道を散歩していたところ、斜面でお花見をしていた家族連れから、男の子が2人近づいてきて、犬の目の前に立ちはだかり、「ワン! ワンワン! ワン! ワンワン!」と大声でほえまねを繰り返してきたといいます。危険を感じた女性はその場を離れようとしましたが、今度は別の小さな女の子が犬に付きまとい、犬に向かって地面に落ちていた小石を投げつけてきたそう。子どもたちの保護者はお花見を続けたまま、一切その場を動かず、子どもに注意をすることもない“野放し”の状態だったと振り返ります。

 女性はSNS上で「私の犬は生後数ヶ月からドッグトレーナーを付けている3歳の犬なので、『わんわん!』と目の前で子供に煽られてもスルーして、女の子から石を投げつけられてもスルーしました。しかし、45キロの犬に向かってそのような行動をさせて、一切止めずに放置させるというのは非常に危険です」「犬が子供を噛むと、犬が悪者になってしまうので、子供に犬を煽らせて放置するのは本当にやめてください」と注意喚起。

 一連の投稿には、「大型犬をからかって何かあったらどうするつもりなのか」「石を投げるってあり得ないし、何も言わない親もあり得ない」「石を投げるなんて問題外。私なら親を問い詰める」「お花見に限らず自分の子供の動向は親御さんが責任持ってほしい」「大型犬はみんな大人しいと思ってる人多いけど、それはただの勝手な押し付けだからね」「何でこうも躾ができない親が多いんだろう」など、子どもを放置したままの親への批判の声が相次いでいます。

 今回の出来事について、飼い主の女性は「うちの犬はグレートピレニーズという犬種で、体重は45キロもあり、びっくりして飛び跳ねるだけでも小さい子どもは跳ね飛ばされてしまいます。何かあってはいけないと、女の子から逃げていましたが、数分間付きまとわれ、その間も親御さんはずっと放置でした。石を投げつけられた際には、親御さんからもかなり離れた位置にいたため、思わず『やめろ』と低い声で静かに女の子に注意し、女の子がぼう然としている隙に急いでその場を去りました」と経緯を説明。

 その上で「うちの犬は2週間に1回ほどドッグトレーナーさんと一緒にお散歩トレーニングをしていて、飼い主共々、安全にお散歩できるよう日々制御の方法を学んでいますが、45キロの超大型犬を散歩させているというプレッシャーは常にあります。今回はトレーニングのかいあって、子どもに囲まれて大声でほえまねされても、付きまとわれて石を投げられても完全にスルーできましたが、もし反撃してしまったらと思うと怖かったです」と当時の心境を語ります。

 一連の反響については「『子どもに石を投げ返してやりたい』という声も多くありましたが、私としては子どもを罰したいという気持ちはなく、子どもを守るために親御さんがしっかり見ていてあげてくださいという気持ちだったので、子連れの方々へのヘイトにつながらなければいいなと思っています。また、『お花見スポットにそもそも犬を連れていくな』という意見もあったのですが、ここは私たちの生活ゾーンで、桜が咲いていなければ普段は閑静な住宅街と大きな公園と広い河川敷が広がっているだけの静かな地域。いくら人間優先とはいえ、普段そこで生活している人を押し除けてまで花見客を優先させろという意見には正直うんざりしました。犬も子どもも、トラブルなく社会の中で共存していけるよう、飼い主も親御さんも、双方気を配っていけるといいなと思います」と話しています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)