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「昔の自分すげえじゃん!」 実家で発掘した自作のカレンダーに驚き 魔法のような仕掛けが話題 「商品化してください」
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過去に作った作品を見返したとき、「こんなものを作っていたのか」と驚かされることはありませんか。大学時代の課題として制作されたカレンダーが、まるで仕掛け絵本のような発想で素敵すぎると、X(ツイッター)で話題を呼んでいます。1.5万件もの“いいね”を集めた投稿について、イラストレーターのobetomo(@obetomo)さんにお話を伺いました。
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1~12月まで重ねるごとに奥行きが出る、仕掛け絵本のような作品
「実家で、大学のときに課題で作ったカレンダーが出てきた。確かデザインの授業か何かで作ったやつ。カレンダーの玉に曜日も付けてないし視認性悪いしで、課題的には酷い点数付けられた気がするw でも自分としてはお気に入り」
そんなコメントとともに投稿された動画には、手描きのイラストが施された壁掛け式カレンダーが。1月のページには雪山と雪だるまが描かれ、子どもたちが丘の向こうから顔を出す、愛らしい光景が広がっています。
ページをめくると、仕掛け絵本のような立体的な構造が現れ、色とりどりのイラストが重なり合った豊かな世界観が目を引きます。月を重ねるごとに奥行きが増し、前のページで描かれた風景が少しずつ積み重なっていくことで、まるで時間の経過そのものが立体的に表現されていくような構造です。そして、1年を締めくくる12月には、さらに驚きの仕掛けが施されています。
この投稿には、1.5万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「めちゃくちゃかわいいじゃないですかー」「商品化してください」「すっごくいい!」といった声が寄せられています。
「昔の自分すげえじゃん」 現在はフリーのイラストレーターに

投稿のきっかけは、実家で母親に「こんなの見つかったよ」と見せてもらったことでした。懐かしさからめくってみると、記憶以上のできばえに「昔の自分すげえじゃん! これは不特定多数の人に見てほしい」と感じ、公開したといいます。
制作したのは「おそらく大学3年生の頃」とのこと。「カレンダーをデザインしなさい」というシンプルな課題でした。立体的な仕掛けやイラストが重なり合う独特のデザインは、子どもの頃から好きだった仕掛け絵本からインスピレーションを得たそうです。
「イラストが1枚で完結するよりも、時系列をもって動きが生まれることが当時から好きでした。こだわったポイントは、イラストが重なったときに季節感を感じつつも『そうきたか!』と思えるようにすること。現在はイラストやアニメを作る仕事をしていますが、今につながっていると思います」
また、当時は「かいじゅうたちのいるところ」などで知られるアメリカの絵本作家、モーリス・センダックの画風にハマっており、その影響もイラストに反映されていたもようです。
「『売っていたら欲しい』という方がけっこういてくださり、うれしかったです」と、反響を喜ぶobetomoさん。現在はイラストレーター&キャラクタークリエイターとして、フリーランスで活動中。ウェブサイト「obetomo」では、ほかの作品やグッズも見ることができますよ。
(Hint-Pot編集部)