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ひとくちで「あれ?」 オーストリア人男性が日本のラーメンを食べて戸惑い 母国にはない“決定的な違い”とは
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人気が世界的に広がっている日本食。しかし、現地の人々の好みに合わせて、独自にアレンジされていることも少なくありません。初めて訪日したオーストリア人カップルも、母国で親しんでいたある料理の“本場”の味に触れ、その決定的な違いに驚いたといいます。ふたりがひとくち食べて戸惑ってしまったという、日本ならではの味わいとは、いったいなんだったのでしょうか。
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日本のアニメ文化がきっかけで初訪日
オーストリアのウィーン郊外からやってきた、イングリッドさんとローランドさん。ふたりとも今回が初めての日本で、16日間の滞在を予定しています。大阪に到着したあと、奈良、京都、東京をめぐり、再び大阪から帰国するという旅程です。
日本に興味を持ったきっかけについて、イングリッドさんは「アニメが好きで日本に来てみたかったの。もともとは『美少女戦士セーラームーン』が大好きで、今は『鬼滅の刃』とかが好き」といいます。
幼い頃から親しんできた日本のアニメ。それらが生まれた日本を実際に訪れることは、長年の夢だったようです。歴史ある街並みを散策したり、現代のポップカルチャーに触れたりしながら、初めての日本を心から楽しんでいることが伝わってきます。
肉ベースのスープではなく、魚介だしの味わいに舌鼓
日本の魅力は、アニメや観光地だけではありません。ふたりがすっかり虜になっているのが、日本の食文化です。
「食事もおいしいよね。とくに大好きなのはラーメンかな。滞在中、5回は食べたよ(笑)」
ローランドさんがそう話すように、日本の国民食ともいえるラーメンは海外でも大人気。イングリッドさんも続けます。
「あと、日本食じゃないかもしれないけど、蒸し餃子やチャーハンもすごくおいしかった」
さまざまなグルメを堪能しているふたりですが、ローランドさんは、オーストリアで食べるラーメンと日本のラーメンに大きな違いがあることに気づいたそうです。
「オーストリアでもラーメンは食べられるんだけど、決定的な違いは、カツオ節が入っているか入っていないかだと思うんだ。オーストリアのスープはほとんど肉ベースで、魚介ベースというのは日本で初めて食べた。だから、最初にスープに口をつけたときに、思ってもみない味で『あれ?』って驚いた。普段、自分は魚が好きじゃなくて、寿司も食べないんだけど、ラーメンのスープについては全然大丈夫だったよ」
オーストリアをはじめとするヨーロッパ圏で食べられるラーメンは、豚骨や鶏ガラなど、動物系のスープが主流です。そのため、魚介だしが溶け込んだ本格的な味わいは、ローランドさんにとって初めての食体験でした。
母国では味わえない、“本場”の味に出合ったイングリッドさんとローランドさん。残りの滞在でも、まだ見ぬ日本食の魅力を発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)
