Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

カルチャー

「きっと誰も相手にしない」 オーストリア人が母国との違いに衝撃 感動した日本人の振る舞いとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

オーストリアから来た(左から)イングリッドさんとローランドさん【写真:Hint-Pot編集部】
オーストリアから来た(左から)イングリッドさんとローランドさん【写真:Hint-Pot編集部】

 日本人の礼儀正しさや思いやりのある振る舞いは、多くの訪日外国人に感動を与えています。一方で、やり取りのなかで言葉の違いによる難しさを感じるという人も少なくありません。オーストリアからやってきたカップルは、日本人の相手を気遣う姿勢を通じて、母国との違いを実感したといいます。いったい、どのようなことがあったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

アニメがきっかけで叶えた初訪日

 オーストリアのウィーン郊外からやってきた、イングリッドさんとローランドさん。ふたりとも今回が初訪日で、16日間の滞在を予定しています。大阪から旅をスタートさせ、奈良、京都、東京をめぐったあと、再び大阪に戻るそうです。

 日本に興味を持ったきっかけについて、イングリッドさんは「アニメが好きで日本に来てみたかったの。もともとは『美少女戦士セーラームーン』が大好きで、今は『鬼滅の刃』とかが好き」と語ります。

 幼い頃から親しんできた日本のアニメ。その舞台となった国を実際に訪れることは、長年の夢だったようです。歴史ある街並みを散策したり、母国にはない文化に触れたりしながら、初めての日本を心から楽しんでいるといいます。

言葉の壁を越えた日本人の献身

 日本の旅を存分に満喫しているふたりですが、散策中に道に迷ったり、目的の場所への行き方がわからなかったりと、苦労に直面する場面もありました。そんななか、ローランドさんは日本の街中で出会った人々の振る舞いに、感動したといいます。

「日本人はすごく優しくて礼儀正しい。何か困っていることがあると助けようとしてくれる。これがもしオーストリアで、自分たちの言葉や英語が話せない人たちが困っていたとしたら、まったく構わないで立ち去るだろう。きっと誰も相手にしない」

 母国とは異なる人々の温かな姿勢に、ローランドさんはすっかり胸を打たれたようです。言葉が通じなくても、ジェスチャーを交えたり、スマートフォンの翻訳機能を使ったりしながら、どうにかして目の前の旅行者をサポートしようとする姿勢は、ふたりの心に深く刻まれました。

(Hint-Pot編集部)