Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「言うこと聞く必要ない」 消防局の理解求める呼びかけに反響 119番通報時に寄せられる要望とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

救急車で現場に向かう隊員(写真はイメージ)【写真:写真AC】
救急車で現場に向かう隊員(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 街に響く救急車や消防車のサイレン。一刻を争う現場へ向かうその音は、周囲に道を譲るよう知らせ、緊急車両が迅速かつ安全に走行するために欠かせないものです。仙台市消防局の公式X(ツイッター)アカウント(@sendai_shobo)は、このサイレンをめぐる「ある切実なお願い」を呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

通報時に寄せられる複雑な願い

 日夜、街の安全を守る消防局。しかし、通報者からは「ご近所に知られるのが恥ずかしい」「大事にしたくない」という理由から、「サイレンを鳴らさないで来てほしい」という要望が寄せられることもあるようです。

 こうした現状を受け、同消防局は、緊急車両がサイレンを鳴らして走行する必要性について理解を呼びかけました。

「【サイレンを鳴らして現場へ向かいます! 警防部指令課】 119番通報時に『サイレンを鳴らさないで』といったご要望をいただくことがありますが、救急車や消防車は、法令によりサイレンを鳴らして現場へ向かうことが義務付けられています」

 緊急車両が走行する際にサイレンを鳴らし、赤色の警光灯を点灯させることは、道路交通法などで定められています。これは周囲に注意を促し、事故を防ぎながら最短時間で現場に到着するために欠かせないルールなのです。

「迅速・安全な到着のため、ご理解とご協力をお願いいたします」という真摯な呼びかけに対し、リプライ(返信)には「サイレンを鳴らすなって言っているバカがいるのか」「サイレンを鳴らさないほうが危ないですね」「常識がなく自己中の言うことは聞く必要ないと思います」「だったら自家用車を使うか、なければタクシーを呼べば良いのに」といった声が寄せられています。

 仮にサイレンを鳴らさず走行すれば、雨の日や夜間の住宅街など、視界の悪い状況下ではとくに、救急隊員や患者、そして周囲の人を大きな危険にさらすことにもつながりかねません。119番通報の際には、サイレンを鳴らして現場へ向かう必要があることを正しく理解しておきたいですね。

(Hint-Pot編集部)