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「相手を不快にさせたくない」 オーストラリア人講師が気づいた日本人特有の配慮 単語帳だけで飛び込んだ日本で見つけたもの

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

英語の授業中に感じる「とても日本的で素晴らしい文化」

イーオンで英会話講師として働くエイミーさん【写真提供:英会話イーオン】
イーオンで英会話講師として働くエイミーさん【写真提供:英会話イーオン】

 現在は英会話講師として、日本人の生徒たちへ英語を教えているエイミーさん。長年指導するなかで、日本人ならではのコミュニケーションの特徴を感じる場面も多いといいます。

「ディベート形式の授業を行うと、日本人の生徒様は“中立的な立場”を取る傾向があります。ある問題に対して強い姿勢を示す方はあまり多くなく、自分の意見をやわらかく伝えるために、丁寧なクッション言葉をたくさん使います」

 そこには、単に英語力の問題ではなく「相手を不快にさせたくない」という日本人特有の配慮が表れていると感じるそうです。

「グループの調和を保ちながら会話を進めようとする姿勢は、とても日本的で素晴らしい文化だと思います」

 一方、母国・オーストラリアでは、異なる意見を率直にぶつけ合いながら議論を深めていく文化が根づいているといいます。

「オーストラリア人はディベートが大好きで、よく“悪魔の代弁者”として、あえて反対意見を言ったりします。熱心に反論し合いますが、違う意見を持っていても、感情的になることはあまりありません」

 また、日本人の英語学習者については「非常に勤勉」だと感じているそうです。

「複雑な文法でもしっかり暗記して理解している姿には、いつも驚かされます。イーオンでは9つのスキルを用いて英語力を分析していますが、日本人の生徒様は『文法理解』や『適切さ(ソーシャルスキル)』の項目で高いスコアを出す傾向があります」

 長年にわたり日本人と接するなかで、エイミーさんにとって日本は、単なる“海外”ではなく、大切な居場所のひとつになっているようです。

(Hint-Pot編集部)