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「視界に捉えやすく、捜索の目印となります」 救助隊が明かす“見つけてもらう準備” 登山時に備えておきたい意外なアイテムとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

登山時には、いざというときの備えが重要(写真はイメージ)【写真:写真AC】
登山時には、いざというときの備えが重要(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 新緑が美しく、ハイキングや登山が楽しい季節になりました。しかし、うっそうと木々が生い茂る初夏の山は、万が一迷ってしまったときに上空から見つけ出すのが困難な場所でもあります。長野県警察山岳遭難救助隊の公式X(ツイッター)アカウント(@NAGANO_P_M_R)は、ヘリコプターから遭難者を捜索する様子を映した動画を投稿。登山時の備えについて呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

助けを求める登山者 見つけ出すための“目印”とは

「【何処にいる?】新緑が生い茂る山中から、「人」という「点」を探し出す。ヘリコプター捜索はまさに時間との勝負です」

 同アカウントは、そんなコメントとともに1本の動画を投稿。そこに映っているのは、上空を飛ぶヘリコプターから遭難者を必死に捜索する様子です。画面一面に広がる深い緑の中に、鮮やかなブルー系のウェアを着用した人が、小型ライトを点滅させながら空に向かって掲げているのが見えます。

 ウェアの鮮やかな色とチカチカ光るライトが、驚くほどはっきりと捜索隊の目に飛び込んできていることがわかります。

 救助隊は、万が一のときに一刻も早く発見してもらうためのポイントとして、次のように呼びかけています。

「『ライトの点滅』『蛍光色の衣服』『発煙筒の煙』は、上空から視界に捉えやすく、捜索の目印となります。自分やご家族が助かるよう、『見つけてもらう準備』を心がけましょう」

 投稿に対し、リプライ(返信)や引用リポストには、「発煙筒かぁ その手があったか」「発煙筒は車しか用途がないかと思ってましたが、ありかもしれませんね」「山に行くとき、ちょっと恥ずかしと思うようなカラーのウェアにしてますが、それが大事なんですね」「いざというときのために、バックパックに蛍光色や発煙筒を入れます」といった声が上がっています

「おしゃれ」よりも「目立つ」が命を救う

 近年の登山ウェアは、カーキやブラウン、グレーなど自然になじむアースカラーが人気を集めています。しかし、こうした色合いは景観に溶け込みやすい反面、周囲の植生や地形と同化し、万が一遭難した際に捜索隊やヘリコプターから発見されにくくなる可能性も。登山ウェアを選ぶ際は、デザインや機能性だけでなく、視認性も意識することが大切です。

 また、装備の軽量化を意識する人も少なくありませんが、緊急時に備えたアイテムを携行しておくことが安全確保につながります。発煙筒の煙やライトの点滅は遠くからでも視認されやすく、捜索活動の際に自分の位置を知らせる有効な手段になる場合もあるため、万が一のために備えておくと良いでしょう。

「自分は大丈夫」と過信せず、しっかりとした装備を整えて、安全に初夏の山を堪能したいですね。

(Hint-Pot編集部)