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「これ大事だな」「これはガチでそう」 猛暑時の登山で気をつけるべきポイント 山岳遭難救助隊が注意喚起
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美しい景色が魅力的な夏の山ですが、熱中症や脱水症状のリスクも潜んでいます。水はのどが渇いてから飲むものと思っていると、山では危険なことも。夏の登山を安全に楽しむために、長野県警察山岳遭難救助隊の公式X(ツイッター)アカウント(@NAGANO_P_M_R)が、適切なタイミングでの水分補給について注意喚起しています。
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救助隊員も実践する脱水対策
長野県警察山岳遭難救助隊の投稿によると、脱水予防に効果的なのは「起床後、登山口から歩き始めるまでの間にスポーツドリンクを500ミリリットル程度摂取すること」。
登山開始前にこれだけの水分をとることに驚く人もいるかもしれませんが、これは体内の水分量をあらかじめ高めておくことで、活動中の脱水症状を未然に防ぐことを目的としています。
「目安としておしっこが起床時に1回、登山開始前までに最低1回出れば、水分補給ができているサイン」と具体的なアドバイスも。さらに、実際に水分補給を行う救助隊員の写真が添えられています。
投稿のリプライ(返信)や引用リポストには、「参考になります」「山であまりトイレ行きたくないとか準備でバタバタとか意外と水分とり忘れる」「これ大事だな」といった声が集まりました。
また、「これはガチでそう。おととし7月、起床~登山口に向かっている最中の水分補給が足りなくてえらい目に遭った」という経験談も寄せられています。
本格的な登山シーズンを迎える夏。登山前の水分補給はとても重要です。安全に山を楽しむためにも、水分補給のポイントを実践して、楽しい思い出を作りたいですね。
(Hint-Pot編集部)