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クマ出没で相次ぐ休校、林間学校に不安の声も 「教員だって命がけ」学校現場も対応に悲鳴
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全国各地でクマの出没が相次ぐなか、修学旅行や林間学校などの行事を控えた学校現場では、保護者や教員から課外活動への不安の声が上がっています。いつどこでクマが出てもおかしくない状況が続く中、学校はどこまで子どもたちの安全に配慮すべきなのでしょうか。当事者の声を拾いました。
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クマの出没が相次ぐなか、学校現場では修学旅行や林間学校に不安の声も
「行かせたくない。でも本人めっちゃ楽しみにしてる。行かせるしかない」
埼玉県在住の女性は今月上旬、小学5年生の長男が参加する林間学校が来月に迫っていることについて、不安な思いをSNS上に吐露。林間学校は北関東の山間部での実施されるそうで、学校側から提示されたスケジュールには「渓谷ハイキング」の予定が記されています。
「事前学習や部屋決めなども始まっており、子ども自身は楽しみにしているので、林間学校自体に行かせたくない、なくなってしまえばいいなどとは思っていません。ただ、旅行行程に入っているハイキングだけは、何か違う安全な体験学習に変更できないのかなと。先生も子どもたちの引率だけでも大変なのに、クマのことまで考えて本当に大変だろうなと思います」
投稿は反響を呼んでおり、「住宅地に出てきて大変なのにわざわざ山に行くことないよな」「昨年夏前うちの子供が、小学校の移動教室でハイキング中に小熊がでました」「教育委員会に言うべき。今、山に行くって正気かな? 学校の先生も行きたくないはず」など、さまざまな意見が寄せられています。女性の長男が通う小学校では、今月末に学年説明会を予定しており、「そこで具体的なクマ対策や、スケジュールの変更が発表されるかもしれない」とのことです。
不安の声は保護者だけでなく、教員側からも。全国的にもクマ被害の多い秋田県で2年前まで中学校の教員をしていた女性は「数年前からクマの目撃情報が多くなり、通学路に出没したことも何度もありました。学校からは『生徒に何かあってはいけないから、教員が登下校時に通学路の巡回をしろ』と。私たちだってクマが出たら何もできない。私はすでに退職しましたが、秋田では教員をやるのも命がけです」と訴えます。
福島県福島市では6月上旬、市街地にクマが出没し男女4人が重軽傷を負う被害が発生。いわき市でも目撃情報が多発しており、警戒が呼び掛けられています。栃木県宇都宮市でも市街地の中心部に複数のクマが出没、うち1頭が6月9日に麻酔銃により捕獲、駆除されました。これにより、宇都宮市では市内の小中学校全94校が3日連続で臨時休校となりました。
クマの出没が日常となりつつあるなか、学校生活と児童・生徒の安全をどう両立し、どこまでリスクを許容していくのか。社会全体が難しい判断を迫られています。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)