全国各地でクマの出没が相次ぎ、住民の生活に影響を及ぼしています。そんななか、日本郵便が公式X（ツイッター）アカウント（@yupack_official）で発表したクマ対策が、大きな注目を集めました。配達員の安全を最優先とした判断に、多くの理解と支持の声が寄せられています。

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夕方以降の二輪車配達を見合わせ

　日本郵便が発表したのは、クマ出没地域における配達業務の制限です。

「【重要なお知らせ】
クマの出没等の影響で、一部の地域で集荷・配達や窓口業務を一時的に見合わせる場合があります。
近隣にクマが出没している地域では、夕方以降（原則17時以降）の二輪車による配達業務を見合わせます。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」

　この投稿は多くの利用者の目に留まり、配達員の安全を気遣う声が相次いでいます。

　リプライ（返信）には「配達員さん大丈夫なのかな？　っていつも見ています　安全第一です！　無理しなくて大丈夫です！」「これは仕方ないと思う」「配達員の命が優先ですから」「やはりクマは災害レベルになってきてる」といった、理解を示すコメントが多数寄せられています。

　近年、日本各地でクマの出没件数が増加しており、人身被害も報告されています。とくに夕方や早朝は、クマの活動が活発になる時間帯とされており、遭遇リスクが高まります。

　日本郵便の今回の対応は、配送業界全体における安全管理のあり方にも影響を与える可能性が。クマの生息域拡大や出没の増加は、配達業務だけでなく、さまざまな屋外作業に従事する人々にとって、無視できない脅威になっています。

（Hint-Pot編集部）