カルチャー
「オランダ人はもっと静か」日本独自の接客マナーに疑問 「うっとうしくないのかな?」
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近年、インバウンド政策を進める日本では、街のいたるところに多くの外国人があふれています。文化の違いにより、新しい発見がある反面、時にはそれが原因でトラブルとなることも……。日本を訪れた外国人旅行者の目に、インバウンド戦略はどのように映っているのでしょうか。
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来日回数は4回目という日本通
渋谷の路上で、縁石に腰をかけていたオランダ人のフェンさん。来日回数は4回目という日本通で、今回の滞在は23日間にも及ぶそう。東京、大阪、沖縄など、各地を巡る旅程を時に日本語も交えて語ります。
「今回は学生時代の友達と一緒に来ました。日本に来て驚いたこと? うーん……もうずっと前から日本のことをよく知っているので、今回は特に驚くようなことはなかったけど……あ! さっき山手線が止まったのには驚きました。日本でも電車が止まったり、遅れたりすることがあるんですね。毎年来ていますが、電車の遅延を見たのは初めてです」
普段、滅多に止まることがない日本の公共交通機関。それだけに、たまの遅延や運休は多くの人の予定に大きな影響をもたらします。フェンさんにも意外だったようで「みんな電車が止まると怒る? それはなんというか……勤勉な日本人の性格を表していますね」と印象を口にします。
フェンさんには他にも、日本人の振る舞いに不思議を感じることがあるそう。
「お店とかで、店員さんがみんな『いらっしゃいませー!』って大声で叫んでいることですかね(笑)。あれはすごく独特、普通じゃないなと思います。オランダ人はもっと静かですよ。みんな自分の仕事に集中していて、客が話しかけたり質問したりするまで待つ感じ。店員から話しかけてくることはまずありませんね。お客さんは接客がうっとうしくならないのかな? と不思議に思います」
4回の来日となる今回、初めて挑戦した食べ物も。
「まさに今朝ですよ。初めて納豆に挑戦してみました! 僕にとっては、なんだかチーズみたいな味がしました。あれは苦手な人が多いと思う。日本人はあれが好きなんですか? 毎朝食べる!? 本当ですか? あれを毎朝……それは驚きました」
「日本で買うと何でも安い」
国内では外国人の増加に伴い、さまざまな問題も起こっています。その一つが転売問題。海外の通販サイトでは、日本で手に入る限定のキャラクターグッズ、カードなどが大量に出品されています。フィンさんは「日本経済の問題もあるのでは」と見解を語ります。
「今の日本経済があまり良くない状況だからだと思います。円安が進んでいますしね。ユーロを持っている僕たちからすると、日本のものは何でもすごく安く感じます。レストランに行っても5ユーロ(約1000円)くらいで食べられますが、オランダなら同じものを食べるのに20~25ユーロ(約4000~5000円)はかかりますよ。例えば松屋のような外食チェーンでも、オランダなら4000円くらいする感覚です。日本で買うと何でも安いから、海外に売っても差額でもうけられるのだと思います。
ただ、ポケモンカードの転売とかは、ちょっと行き過ぎというか、良くない傾向だなとは思いますね。オランダでもポケモンカードを売っている店はどこも売り切れですよ! 全然買えないです。ネット販売が始まっても、10秒くらいで全部売り切れてしまいます。僕も買おうと努力したんですが、一度も買えたことがありません」
移民政策が進むオランダ出身のフェンさん。日本が進めるインバウンド政策については、思うところもあるといいます。
「正直に言うと、日本はこれ以上外国人を受け入れるべきではない、厳しく制限すべきだと思います。日本にとって良い結果にならない気がするんです。オランダでは、すでにいくつかの都市で住民の50%以上が外国人という状況になっていて、国本来の良さが失われつつあると感じています。外国人が増えているといっても、日本はまだ96%以上が日本人ですよね。だからこそ独自の文化やルーツが守られているんです。それは本当に素晴らしいこと。だから、できれば日本は外国人を受け入れない方がいいんじゃないかなと……僕自身も含めてね(笑)。ちょっと極端な意見かもしれませんけど、そう思います」
自国の状況を交えながら、そうアドバイスを送りました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)
