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「まなざしに引きこまれます」 要介護4の86歳男性が描いた渾身の一枚…大迫力の虎に絶賛の嵐 「手先に知性出ますよね」
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一枚の絵が、多くの人の心を動かすことがあります。スレッズで話題になったのは、86歳の男性が描いた迫力ある虎の絵。その力強いまなざしに「虎さんのまなざしに引きこまれます」「また作品見せてください」と称賛の声が寄せられ、1.3万件を超える“いいね”を集めました。絵を描いたのは、要介護4でレビー小体型認知症を患う男性です。投稿者の840-san(840_no_kiroku)さんに詳しくお話を伺いました。
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迫力ある虎のまなざしに称賛続々 「また作品見せてください」
「父、86歳。レビー小体型認知症。要介護4。水彩色鉛筆を使って描きました。」
このような文面と共にスレッズに投稿されたのは、一枚の動物画。画面いっぱいに描かれた虎が、鋭くも暖かなまなざしでこちらを見つめています。毛並みの陰影や瞳の輝きまで丁寧に描き込まれた一枚です。
この投稿には1.3万件を超える“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。リプライ(返信)には「虎さんのまなざしに引きこまれます」「手先に知性出ますよね」「また作品見せてくださいね」といった声が多数寄せられています。
歩行や会話にも困難 それでも絵を描く時間が生活を変えた

840-sanさんによると、お父様がレビー小体型認知症と診断されたのは2025年1月。約1年7か月が経過した現在は、認知機能が日によって変動するほか、幻視やパーキンソン症状などがみられるといいます。筋肉や関節が固くなる影響で歩行が難しくなり、現在は車いすで生活しています。
さらに聴覚障害もあり、左耳は聞こえず、右耳もわずかに聞こえる程度です。補聴器を使うと食器の音などが大きく響いてしまうため、普段は低めの大きな声でゆっくり話しかけたり、ホワイトボードを使ったりしながら意思疎通を図っているそうです。
きっかけはデイサービスの「塗り絵」 目がかすむ中での挑戦
絵を描き始めたきっかけは、デイサービスで勧められた「塗り絵」だったといいます。塗り絵が性に合っていたのか、本人が本を追加購入するほど熱中し、やがてインターネットで見た動物の写真に感動して、真似て絵を描くようになったといいます。
絵を描くのは、ベッドで上半身を起こした状態。パーキンソン症状の影響で右手に力が入りづらく、普段はお箸を持つのもままならないそうですが、頑張って色鉛筆を持ち、描いたり塗ったりしているといいます。目もピントが合わず、かすんで見えづらいなかで、懸命に筆を進めているそうです。
840-sanさんは「以前は食事、トイレ、入浴以外はほぼ眠ってしまっていたが、今は“起きている”時間が増え、生活のリズムも作れるようになった」と、絵を始めてからの変化を明かしてくれました。
絵の題材は本人が選んでおり、「迫力のある動物が好きなようです」と840-san。塗り絵コンテストへの参加を勧められ、挑戦する予定です。
1万件を超える“いいね”や多数のコメントについては、「おかげさまでとても喜んでいる。たくさんの人に評価してもらえたことが刺激になり、今度は何を描こうかと意欲的になっている。本当にありがたいことです」と笑顔で語ってくれました。
(Hint-Pot編集部)