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「首、首」 車の後部座席から聞こえた異変を知らせる声 3歳男児を襲った事故 危険を防ぐには
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車内で子どもが窓のスイッチを押したり、運転者が後部座席を確認せずに窓を閉めたりすると、思わぬ事故につながることがあります。国民生活センターの公式X(ツイッター)アカウント(@kokusen_ncac)は、車のパワーウィンドウによる事故について注意を呼びかけました。実際に起きた事故と、子どもを守るためにできる対策を紹介します。
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医療機関にも寄せられる事故情報
「子どもが遊びでスイッチを操作したり、運転者が窓ガラスの状態を確認しないまま動作させたりしたことによる事故が発生しています」
同センターはそう呼びかけ、、パワーウィンドウによる事故の事例や、安全に使うための対策を紹介しています。
投稿に添えられたリーフレットによると、医療機関ネットワークには「パワーウィンドウに起因する事故情報が継続的に寄せられており、報道等では、死亡や重篤な事故が発生している事例が確認」されているとのこと。アンケート調査でも、打撲や骨折、切断、窒息といった重篤なけががみられたといいます。
具体的な事例として、以下のようなケースが紹介されました。
「停車中の自家用車の窓に右手小指を挟み受傷。急に泣いたことで保護者が気づいた。男児が窓を閉めるスイッチを押して、誤って挟んだ様子(3歳)」
「保護者が運転する車の後部座席で、男児はチャイルドシートに乗っていた。保護者が駐車後に窓ガラスを閉めた際、男児が窓ガラスから顔を出しているのに気づかず、30秒ほど締めつけた模様。その後、同乗していた兄弟が『首、首』と騒いだため、保護者が後方を振り返ったところ、男児の首が車窓上部に挟まれており、顔面は蒼白であった。窓ガラスを開放後、男児は開眼していたものの発声はなく、傾眠傾向であったため、救急搬送された(3歳)」
「パワーウィンドウに左中指を挟まれ、左中指の第1関節を部分断裂(1歳)」
安全機能への過信は危険 事故を防ぐために徹底したい対策とは
同センターが行ったテストでは、パワーウィンドウが全開から全閉になるまでの操作時間は約2~3秒でした。太さ約90ミリの大根が窓によって切断される様子も示されており、挟まれると短時間で大きな力が加わる危険があります。
また、挟み込み防止機能が装備されたパワーウィンドウであっても、スイッチを引き続ける操作を行うと作動しない場合があるといいます。
事故を防ぐため、同センターはチャイルドシートの有効性を挙げています。適切に利用すれば、体が適切に固定されて着座姿勢が保持されるだけでなく、窓ガラスやスイッチから一定の距離が保たれ、結果として「パワーウィンドウに挟まれる危険性を大幅に低減できると考えられます」としました。なお、6歳未満の乳幼児を乗車させる際は、チャイルドシートを使用することが義務づけられています。
さらに、ドライバーや保護者へのアドバイスとして、次の4点を訴えました。
・乳幼児を同乗させる際は、チャイルドシートを正しく使用し、チャイルドシートのベルトを確実に装着する
・パワーウィンドウの危険性や操作方法について、正しく理解する
・子どもが乗車する際は、パワーウィンドウのロック機能を活用し、子どもによる操作を防ぐ
・パワーウィンドウを操作する際は、安全を確認してから行う
気候が穏やかになり、外出の機会が増える時季。車に乗る際は、こうした対策を徹底したいですね。
(Hint-Pot編集部)
