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「意外と力がある!」 車のパワーウィンドウが缶をへこませる 注意喚起が話題

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

パワーウィンドウを使用する時に注意するべきこととは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
パワーウィンドウを使用する時に注意するべきこととは?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 車両の窓開閉といえば、昔はハンドルをギコギコと回していましたよね。現在は大半の車両にパワーウィンドウが搭載され、スイッチ操作だけでOKになりました。その動力には電気モーターが使われていますが、意外な危険が潜んでいるのだそう。烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の公式ツイッター(@KarasuyamaDS)は、パワーウィンドウの挟み込みについて注意を呼びかけています。

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危険がいっぱい! パワーウィンドウの恐怖を伝える動画

 スイッチ操作で窓を開閉できるパワーウィンドウ。老若男女を問わず、誰でも簡単に窓の開閉を行うことができます。しかし、操作が簡単すぎるあまりに事故も発生。政府広報オンラインでは、実際に発生した事故として以下の例を挙げています。

・子どもがパワーウィンドウのスイッチをいたずらして手を挟んだ
・走行中、運転席から後部座席のパワーウィンドウを閉めたら、子どもが中指を挟まれて骨折した
・子どもが助手席のパワーウィンドウに人差し指を挟み、切断した

 原因の大半は「大人の操作」によるもので、後部座席にいる子どもの様子を確認せずに操作したパターンが特に多いのだそう。そのため、チャイルドシートやロック機能の使用、声がけ、子どもだけを車内に残さないことなどが予防策として呼びかけられています。

 そこで気になるのは、パワーウィンドウの“パワー”です。自動車の安全に関するSNS投稿で話題の烏山自動車学校は、公式ツイッターで一本の動画を公開。驚きのパワーと危険性を訴えています。

 動画で使用されているのは空のスチール缶。コーヒー飲料用のため少々硬めのそれを、まずは挟み込み防止機能付きのパワーウィンドウに挟ませます。すると、ウィンドウは缶に触れるとすぐ下に戻りました。次は防止機能なしのバージョン。ウィンドウは缶にメリメリと食い込み、缶を半分ほどへこませたところで止まりました。

 恐るべしパワーウィンドウ! 防止機能なしの車で指や手などを挟まれたら……と考えると背筋がぞっとしますよね。この投稿は8000件超の“いいね”を集め、リプライ(返信)には、「怖い怖い。子どもが乗るときはロックした方が良いってことか……」「パワーウィンドウって意外と力があるんですね! ちょっとびっくりしました」など、驚きの声が寄せられています。

 また、実際に挟まれた体験がある人からは、「昔、親に挟まれたことあります。親は顔出してるなんて気づかなくて、駐車後に閉めようとしただけなんですけど、顔挟まれて死ぬかと思いました……。本当に危ないので確認してから閉めてください」「友人が小さいときに指をパワーウィンドウに挟んだけど、防止装置があったから大したことにならずに済んだ」という怖い声も。

 冬場のドライブでは、集中力を低下させないためにも車内の換気やエアコンの外気導入が推奨されています。また春になり気温が上昇し始めると、窓を開けて走りたい時も増えるでしょう。その際はパワーウィンドウでの挟み込みに注意し、声がけなどを忘れないようにしたいですね。

(Hint-Pot編集部)