カルチャー
「なんかおかしくない?」 スペイン人が違和感 日本の美術館で「すごく良いこと」だと思い直した習慣とは
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旅先では、なにげないやりとりにも普段の生活との違いを感じることがあります。スペインから日本を訪れたシャナイスさんは、美術館を出る際、スタッフにかけられた言葉を不思議に思ったそうです。しかし、日本で繰り返し耳にするうちに、その受け止め方が変わりました。どんな言葉が印象に残ったのでしょうか。
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母国とはまったく違う文化を持つ日本へ
スペインのバルセロナからやってきた、シャナイスさんとサンティさん。シャナイスさんは2回目、サンティさんは初めての訪日だといいます。3週間の滞在を予定しており、東京のほか、京都や大阪、三重・鳥羽などをめぐる計画です。
日本を旅行先に選んだ理由について、サンティさんは次のように話します。
「文化がまったく違うから、見てみたいなって思ったのが一番かな」
スペイン人が驚いた日本の声がけ
異なる文化を体験したいと話すふたりですが、日本の施設を利用するなかで、頻繁に耳にする言葉があったといいます。シャナイスさんは、美術館を訪れた際の出来事を振り返りました。
「日本では『ありがとう』って、すごくたくさん言ってくれるよね。美術館を出たときにも言われて、最初は『なんかおかしくない?』って思ったの。でも、すごく良いことだなと思い直して……」
施設を出る際も感謝を伝えられることが、最初は不思議な感覚だったというシャナイスさん。日本のサービス業においては、こうした顧客への声かけが接客の基本として広く共有されています。
サンティさんも、日本で人々と接するなかで感じたことを話しました。
「他人を思いやってコミュニティが成り立っているのが、すごくよくわかるよね。それぞれが助け合っているという感じがする」
シャナイスさんは、母国での生活と比較しながらこう続けます。
「スペインだったら、こんなに『ありがとう』って言葉を言わないもの。感謝を伝えるってすごくいいことだし、スペインもそうなればいいなと思ったの」
最初は不思議に感じた「ありがとう」という言葉が、旅の中で印象的なものへと変わったシャナイスさん。日本でのなにげないやりとりから、母国でも感謝をもっと言葉にして伝えたいと感じたようです。
(Hint-Pot編集部)
