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「痛い痛い」 救急隊員3人がかりで男性を搬送→思わぬ事態に 消防局が協力を呼びかける意外な落とし穴とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

救急搬送では、傷病者を安全かつ迅速に運び出すことが重要(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
救急搬送では、傷病者を安全かつ迅速に運び出すことが重要(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 救急搬送では、一刻も早い対応が求められる一方、傷病者を安全に運び出すことも重要です。しかし、室内に置かれた物が搬送の妨げになることもあります。金沢市消防局は、公式インスタグラムアカウント(kanazawa_syoubou)で、搬送経路に物が置かれている場合の危険性を再現した動画を公開。安全かつ迅速な救急搬送のため、協力を呼びかけています。

 ◇ ◇ ◇

狭い廊下での搬送 傷病者が思わず「痛い痛い」

 動画では、救急隊員3人が男性を布担架に乗せて搬送する様子を再現しています。廊下には段ボール箱が高く積み上げられ、ハンガーラックなども置かれています。人ひとりが通るのも大変なほど、通路が狭くなっている状況です。

 隊員たちは声をかけ合いながら、慎重に男性を運ぼうとします。しかし、通路には障害物が多く、思うように前へ進めません。物にぶつからないよう、隊員たちは立ち位置や体の向きを変えながら進みます。すると、その動きに合わせて布担架が揺れ、男性は「痛い痛い」と声を上げました。

 動画には、「救急隊員は患者さんを揺らさないことと物に接触して壊したりしないことの2つを意識しています」というテロップが。傷病者の体に負担をかけないようにする一方、周囲の家具や荷物にも注意を払わなければならない大変さが伝わってきます。

「大変危険です」 消防局が搬送経路の確保を呼びかけ

 金沢市消防局は、投稿に「【救急搬送時の経路確保のお願い】」と綴り、次のように呼びかけています。

「救急現場にて傷病者を搬送する際は、搬送経路にある物品を隅に寄せるなど、経路の確保にご協力をお願いいたします」

 さらに、「経路上に物品が残っていると、搬送中に傷病者に接触したり、揺れが生じたりする恐れがあり大変危険です」と説明。動画でも、「ご本人の同意のもと室内の物品を移動させることがあります」と案内しています。

 救急搬送が必要になる場面は、いつ訪れるかわかりません。いざというときに備え、普段から廊下や出入り口付近に物を置きすぎないようにすることも大切です。

(Hint-Pot編集部)