海外ニュース
メーガン妃とヘンリー王子 大豪邸への“引っ越しの裏側”が明らかに 4回もプライベートジェットを大移動
公開日: / 更新日:
環境保全を訴えながらの南仏旅行で批判された過去も…
英王室を離脱したメーガン妃とヘンリー王子による、カナダ・バンクーバー島から米ロサンゼルスへの移動の詳細が明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大によってカナダが国境を閉鎖する直前、米有名俳優タイラー・ペリーが所有する1億5000万ドル(約160億円)のプライベートジェットを4回も大移動させ、ビバリーヒルズにあるペリー所有の1800万ドル(約19億2000万円)の豪邸に落ち着いたという。夫妻は昨夏、環境保全を訴えながらプライベートジェットを短期間で多用し、南仏へバカンスに出かけるなどしたことが非難の的となっていた。
◇ ◇ ◇
英大衆紙「ザ・サン」が伝えたところによると、ペリーが所有するプライベートジェットは3月24日深夜1時35分にジョージア州アトランタを出発。米大陸を横断して5時間後にポートランドのヒルズボロ空港に到着した。そこからメーガン妃らが待つカナダのビクトリア国際空港へ飛び、一家を乗せた飛行機は午前7時35分に同空港を離陸。再びヒルズボロ空港を経由し、最終目的地のハリウッドのボブ・ホープ空港には午前10時1分に到着したという。
もちろん、新型コロナウイルス感染拡大によるカナダの国境閉鎖が目前に迫り、昨夏に非難の対象となったプライベートジェットを利用したのも仕方がなかったのだろう。とはいえ、カナダ西海岸の都市バンクーバーに米南東部のアトランタから飛行機で一家を迎えに行くというのはやはり大仕事だ。
「サン」紙によれば、ハリウッドの大立者であるペリーの総資産は6億ドル(約640億円)。これだけの資産家となれば、プライベートジェットでのお迎えや約19億円の豪邸を提供することも容易だろう。
しかも、ペリーは昨年10月に、メーガン妃が受けたテレビインタビューで「私には『大丈夫?』と聞いてくれる人があまりいない」と話したことに非常に同情しているという。
これも米国から英国王室に嫁いだ元王族主要メンバーの威光か。ペリーとのつながりは米芸能界のゴッドマザー的存在である有名司会者オプラ・ウィンフリーの仲介だったということもあり、メーガン妃の米セレブ界とのコネクションは強力だ。
8月11日には予約販売で既にベストセラーとなっている伝記「Finding Freedom(自由を探して)」も発売される。メーガン妃とヘンリー王子の米国での新たな人生もまた、まばゆいセレブリティの輝きに満ちたものになっている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)