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メーガン妃とヘンリー王子 改装に約3億円かけた住居の返済開始 月230万円ずつ11年かけて返還へ 英紙報じる
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利子はないが「賃料上乗せ」の形で返済 今後も英国内の拠点にする考え
主要王族から離脱し、“経済的自立”を唱えて米ロサンゼルスで暮らすメーガン妃とヘンリー王子が、離脱前に住んでいた英国の「フロッグモア・コテージ」の改修費240万ポンド(約3億1000万円)の返済を始めたことが分かった。月々の返済額は1万8000ポンド(約230万円)という。フロッグモア・コテージを巡っては、工事に税金などの公的資金から莫大な改装費用が投じられたとして批判を浴び、圧力団体からは速やかな返還を要求されていた。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、毎月1万8000ポンドの返済だと、改修費240万ポンドを支払い終えるのに11年はかかる計算になる。しかも、この返済額には利子や運営費といった費用が含まれていないという。
また、今回の改装費返済の取り決めは「賃料上乗せ」の形となっている。そのため、夫妻は市場価格以上の支払いをすることになる。そうした条件ながらも、2人はこれからもフロッグモア・コテージを英国内の住居とする考えのようだ。
メーガン妃とヘンリー王子は昨春に、ケンジントン宮殿からフロッグモア・コテージに引っ越し。改修費用として多額の税金が使われたことで批判の声が上がった。今年に入って“王室引退”して米ロサンゼルスに移住した後は、英国の保守的な納税者1万8000人が加盟する圧力団体「納税者同盟」が速やかな返還を要求したことでも話題になった。
現在、夫妻はビバリーヒルズにある約1800万ドル(約19億3600万円)の超豪邸で、1歳になったばかりの長男アーチーくんともに暮らしている。最近、豪邸の景観に不釣り合いなスクリーンが目隠しとして張り巡らされていることがメディアで取り上げられたばかり。英国での拠点としてはフロッグモア・コテージの居住権を残しておくようだ。
(Hint-Pot編集部)