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メーガン妃 “王室引退”まで約60億円の公的資金を使った…支出の内訳を英紙報じる 納税者から批判再燃も

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃【写真:Getty Images】
メーガン妃【写真:Getty Images】

財政の専門家が見積もる 英国民の税金から支払われた

 メーガン妃とヘンリー王子へのバッシングのきっかけとなった、夫妻の英国での住居フロッグモア・コテージの改修費240万ポンド(約3億2640万円)は、まさに氷山の一角だった――。元内務省の大臣で王室の財政に関する著作もあるノーマン・ベーカー氏が、メーガン妃がヘンリー王子と結婚してから“王室引退”までに使った国費の総額を割り出した。最低でも4400万ポンド(59億8400万円)の税金が費やされたという。これまでプライベートジェットでの移動や高額な衣装代など、金満生活でバッシングされたメーガン妃。現在、米ロサンゼルスの大豪邸に住むが、英国内での批判の再燃が懸念される。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・メール」に掲載されたベーカー氏のコラムによると、メーガン妃とヘンリー王子が結婚して“王室引退”するまでの約1年11か月という2年足らずで、2人のために費やされた税金の総額が、少なくとも4400万ポンド(59億8400万円)に達することが明らかになった。

 記事では、それぞれの支出の内訳を記している。まずは夫妻が悪評を買った住居のフロッグモア・コテージを改修した費用が240万ポンド(約3億2640万円)。これにスタッフの人件費の総額59万2000ポンド(約8051万2000円)が加算される。

 また、王位継承権6位の夫婦にかかった警備費は700万ポンド(約9億5200万円)。それに移動費の総額が100万ポンド(約1億3600万円)と見積もられた。

 さらにベーカー氏は、チャールズ皇太子が自身の領地から得る不動産収入等の配当のうち、年間230万ポンド(約3億1280万円)をヘンリー王子に分与している件に言及。皇太子が配当分与を“必要経費”として計上していることで、この分のヘンリー王子の収入が源泉徴収されていないことを明かした。

 メーガン妃と結婚してから支払われた配当総額を430万ポンド(約5億8480万円)と見積もった場合、国側としてはこのおよそ45%に当たる190万ポンド(2億5840万円)を税収として失っていることになるという。

最大の負担は結婚式費用 42億円超の負担 キャサリン妃を上回る

 そして最大の負担となったのが、2人の結婚式費用。総額は3350万ポンド(約45億5600万円)。このうち王室が200万ポンド(約2億7200万円)を負担したが、税金負担額は何と3150万ポンド(約42億8400万円)にもなると伝えた。

 無論、結婚式の警備費に3000万ポンド(約40億8000万円)もかかっており、英王室の人気者のヘンリー王子の結婚式を「国家的な行事」とすれば、これも必要な支出と見なせるのかもしれない。しかし、2011年のウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式の総額は、2000万ポンド(約27億2000万円)と報じられている。7年という月日の開きがあるとはいえ、次男の結婚式が将来の国王となる兄の5割増しとなるのは解せない国民もいるだろう。

 またこれは余談になるが、こうして税金をまさしく湯水のように使ったヘンリー王子とメーガン妃夫妻が「返還する」と約束したフロッグモア・コテージの改修費用240万ポンド(約3億2640万円)は、月々1万8000ポンド(約244万8000円)の分割払いで返すという。11年もかけて、しかも利息なし。ベーカー氏は、ヘンリー王子にはダイアナ元妃からの遺産だけで2100万ポンド(28億5600万円)の資産があり「一括で返済する資産がある」と指摘している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)