海外ニュース
ヘンリー王子はメーガン妃ほど“精神的に強くない” 王室専門家が心配 「パパラッチに耐えられるとは思えない」
公開日: / 更新日:
元女優のメーガン妃の方が「精神的に強い」と指摘
「ハリー(ヘンリー王子の愛称)は米国で魂の抜け殻のようになるだろう」。王室作家トム・クイーン氏がテレビ番組に出演し、衝撃の発言をした。ヘンリー王子が米国に定着するのは、メーガン妃が英国に定着するより「難しい」と語ったのだ。英王室を離脱してメーガン妃の故郷である米ロサンゼルに移住した2人。メーガン妃は生き生きと暮らしていると報じられる一方、ヘンリー王子については慣れぬ米国生活で孤立しているなどとも伝えられる。別の王室作家は「パパラッチに耐えられない」と案じている。現在滞在中の19億円超の大豪邸には、周囲の視線を気にして景観にはあまりなじまない黒のスクリーンを設置したと報道されるが、ヘンリー王子の意向によるものなのだろうか。
◇ ◇ ◇
英大衆紙「デイリー・メール」によると、クイーン氏は英民放テレビ局「チャンネル5」のドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン:ツー・トラブルド・イヤーズ(問題だらけの2年)」(ハリーはヘンリー王子の愛称)にコメンテーターとして出演。2年も持たずに英国を去ったメーガン妃より、ヘンリー王子が米国になじむ方が「難しい」と述べた。
クイーン氏はケンジントン宮殿内のスタッフに取材して書き上げた著書「ケンジントン・パレス」を上梓したばかりで、宮殿内の様子に精通している。そのクイーン氏から見て、元女優のメーガン妃の方が「精神的に強い」と指摘。「ハリーは魂の抜け殻のような存在になるのではないだろうか」と予測した。
また、王室関連の著作で有名なアンドリュー・モートン氏が英紙「タイムズ」のインタビューに応じ、「ハリウッドのパパラッチ文化は英国より熾烈。彼らはカメラを鼻先に突き付けて『今日のご機嫌はいかが?』と尋ねてくるほど図々しい」と説明。「そんなパパラッチにハリーが耐えられるとは思えない」と案じた。
英国のタブロイド・メディアによる報道が“王室引退”の一因とされているが、そこはお膝元。王室への敬意は存在する。しかし、米国では「そうはいかない」とモートン氏は語る。プライバシーを守るために、現在住む米ロサンゼルスの超豪邸周辺に目隠しスクリーンを設置するなど対策を施しているヘンリー王子だが、パパラッチの取材攻勢に耐えられるだろうか……。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)