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ヘンリー王子 メーガン妃の友人へ「依存する形になるのは心配」 米国生活での孤立を近親筋が証言
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メーガン妃はロサンゼルスに戻ったことを心から喜んでいるという
英王室を離脱したヘンリー王子一家が移住した米ロサンゼルスは、メーガン妃の故郷。親友に囲まれ、最愛の母ドリア・ラグランドさんにも気兼ねなく会うことができ、妃にとっては願ったり叶ったりの展開だろう。しかし、その一方で友人筋から「ヘンリー王子の孤立が心配だ」という声が上がっていると、英紙が伝えた。知り合いの少ない米国での生活に、孤立を深めているようだ。王子は現地時間9日、元兵士のためのスポーツ国際イベント「インビクタス・ゲーム」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったことについて、ビデオメッセージを公開。「人生が劇的に変わった」とコメントしたが、“王室引退”後の王子の外見も「別人のように」劇的に変わったと話題になっている。
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英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、現在のヘンリー王子はメーガン妃の友人に囲まれ「チーム・メーガン」の中で暮らしている状況だという。メーガン妃はロサンゼルスに戻ってきたことを心から喜んでいるというが、当地でヘンリー王子に友人は少ない。
近親筋はそんなヘンリー王子の状況について、「知り合いの少ない土地でメーガン妃の友人関係に依存する形になるのは心配」と語る。
“王室引退”は、英メディアとの確執とメーガン妃の王室内での孤立が大きな要因とされている。ロサンゼルスに戻ってきたことでメーガン妃の孤独は癒されるが、一方でヘンリー王子が孤立する状況になったのは皮肉な話だ。
特に、現在も英国王位継承権6位のヘンリー王子は、自身が誇りに感じている軍隊時代の友人と交流できないことに寂しさを感じているという。王子は3月上旬、最後の公務をこなす中、英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、英国王立海兵隊軍楽隊の演奏による「マウントバッテン音楽祭」の移動の車中で、顔面蒼白の呆然とした表情をパパラッチに撮られて話題になった。愛する軍隊に別れを告げなければならなかったつらさを反映したものだったのだろう。
まさに一難去ってまた一難という状態だが、妻の幸せと6日に1歳の誕生日を迎えた長男アーチーくんを普通に育てたいという望みで米国に渡ったヘンリー王子。最終的にはこうした寂しさを乗り越えて、幸せな家庭を築いてほしいものである。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)