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ウイリアム王子 裏庭のブランコで“父子写真”を撮影した理由とは チャールズ皇太子との秘密の絆が明らかに
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2011年にキャサリン妃とのウェディングギフトでプレゼントされたもの
ウイリアム王子の誕生日直前に公開された“父子写真”は、世界中で「美しい!」と大きな話題になった。レトロな木製のブランコに座ったウイリアム王子は、次男のルイ王子を膝に乗せ、長男ジョージ王子と長女シャーロット王女に挟まれ、にこやかな笑顔を送っている。このブランコは、2016年にジョージ王子の3歳の誕生日を祝うポートレートでも登場していたものだが、実は父チャールズ皇太子とのある素敵なエピソードが隠されているという。
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米雑誌「ピープル」によると、話題となった写真はウイリアム王子一家が“自主隔離”中の、ノーフォーク州にある私邸アンマー・ホールの裏庭で撮影されたものだという。この裏庭には、親子が楽しんでいた昔ながらの木製ブランコが設置されている。
実はこのブランコは、ウイリアム王子夫妻が結婚した2011年に父チャールズ皇太子から贈られたウェディングギフトで、「ウイリアム アンド キャサリン(William and Catherine)」という文字が彫り込まれた特別なアイテムだ。
英国のギフトショップ「ザ・オーク&ロープカンパニー」の職員が、以前「ピープル」誌に証言したことから判明しており、オーク材を使用した373ドル(約4万円)のもの。このブランコの製作には2週間ほど時間がかかるということだ。
さらに、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、チャールズ皇太子はウイリアム王子とヘンリー王子が幼い頃、木製のブランコで遊ぶのが大好きだったためプレゼントに選んだという。そのため、この場所で撮影をしたことは、皇太子へのメッセージが込められているという。
チャールズ皇太子とウイリアム王子は、親子の確執が長年伝えられてきたため意外にも思えるが、王室専門家のケイティ・ニコール氏は、ウイリアム王子はいつか国王になる日のために気持ちを切り替え、近年チャールズ皇太子との距離が縮まったと話している。
「ウイリアム(王子)はロックダウン中、子どもたちと過ごせてとても満足していると友人に話しましたが、その一方で父親と会えない悲しみを抱いていたようです」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月から別々の家で過ごし、直接顔を合わせることができていないと思われる、チャールズ皇太子とウイリアム王子。今年は父の日とも重なった誕生日となり、ウイリアム王子は特別な思いを込めていたのかもしれない。
(Hint-Pot編集部)