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チャールズ皇太子の本音 孫たちを本当に「ハグしたい」とおじいちゃんらしい胸中を明かし話題に
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ビデオ通話は会うのと「同じではない」 家族への恋しさ募る
“孫煩悩”で知られるチャールズ皇太子。今年のルイ王子の誕生日には、ロイヤルファンから「チャールズ皇太子史上最高の写真」と評された、孫をハグする感動的なモノクロ写真を公開した。また、ビデオ通話で度々映し出されるホームオフィスの中には、ジョージ王子の写真や、孫たちが作ったと思われる虹の工作が飾られているなど、未来の英国王であっても普通のおじいちゃんの一面があることを見せてきた。そのチャールズ皇太子が、“自主隔離”から数か月が経ち苦しんでいるという。何か月も家族に会えないことが「非常に悲しい」と語り、孫が恋しくハグがしたいと、その胸中を明かし話題となっている。
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英大衆紙「デイリー・メール」によると、チャールズ皇太子は現地時間4日夜に放送されたスカイニュースの「アフター・ザ・パンデミック:アワー・ニュー・ワールド」シリーズのインタビューに応じ、“自主隔離”中のスコットランドの邸宅からロックダウンの難しさについて語った。
皇太子は家族が離れ離れになっていることについて聞かれると、「非常に悲しい」と答え、どれほど家族にハグをしたいかを明かした。そして、ウィンザー城に滞在する99歳の誕生日を間近に控えた父・フィリップ殿下、ノーフォーク州で過ごしているジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、また米ロサンゼルスにいるアーチーくん、4人の孫たちにも会いたいと、切実な気持ちを訴えている。
「少なくとも電話などで家族と話すことはできますが、(実際に顔を合わせるのとでは)同じではありませんよね?」と現在の気持ちを吐露。家族が近いうちに再会できることを心から「望んでいる」という。
人間味あふれる自身の率直な気持ちを明かす一方で、彼はここ2か月間が「信じられないくらい困難で厳しい時」だったとし、「大切な人を失い、その時に一緒にいられなかった方たちには特に同情します。私にとって、それが最も悲惨なことです」と、自身も感染したコロナウイルスの恐ろしさを表現。「しかし、これ以上多くの人がそれを経験しないように、方法を見つけなければなりません」と国民の気持ちに寄り添った。
(Hint-Pot編集部)