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メーガン妃の結婚式は「悪夢だった」 共演女優が本音を明らかに 英紙が報道
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英国の厳しいドレスコードに妃の友人も四苦八苦
メーガン妃を有名にした人気テレビドラマシリーズ「スーツ」。このドラマでメーガン妃と共演した女優トローヤン・ベリサリオさんが、ヘンリー王子との結婚式に出席した思い出を「悪夢だった」と語っていたことが明らかになった。その原因は、英国のファッションマナーである帽子だったという。メーガン妃も結婚後に度々、ドレスコード違反について英メディアに取り沙汰されてきた。
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英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が報じたところによると、ベリサリオさんが「悪夢」と言うほど不安になったのは、英国の結婚式では常識である女性の帽子の着用についてだった。
問題はベリサリオさんが帽子ではなく、頭頂部を軽く装飾する“ファシネーター(ヘッドアクセサリー)”を着用したこと。本人は「ファシネーターなんて1930年代ならまだしも、今の時代にかぶったらおかしいだけだと思った」と語っているが、スタイリストの勧めに従ったのだという。
そして実際に結婚式に来てみると、周囲は華麗な帽子をかぶった女性ばかり。それでベリサリオさんは「悪夢を見ているような気分になった」という。
そこでベリサリオさんはファシネーターを勧めたスタイリストに「もしも帽子をかぶらなかったことで英国メディアに嘲笑されたら、あなたを絶対許さない」と伝えると、「大丈夫、私は(英連邦の1つで英国の風習を知る)オーストラリア人。信用して」と返答があったという。
運良くベリサリオさんが英国メディアの餌食になることはなかったが、やはり米国人と英国の風習は、あまり相性の良いものではないというエピソードである。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)