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エリザベス女王 メーガン妃のドレスに抱いた“違和感” 2年前のヘンリー王子との結婚式が再脚光 英紙伝える
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夫妻の伝記著者「結婚2周年はシンプルに家族水入らずで過ごす」
メーガン妃とヘンリー王子は、5月19日に結婚2周年の記念日を迎えた。五月晴れの中での世紀の結婚式から2年も経たずに“王室引退”した2人は、一体どのような記念日を過ごしたのだろうか。夫妻の伝記「Finding Freedom(自由を探して)」の著者オミッド・スコビー氏によれば、家族水入らずで静かに過ごしたようだ。また、2年前の結婚式にさかのぼり、エリザベス女王はメーガン妃のウェディングドレスに違和感と疑念を抱いたという。英紙が伝えている。
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英大衆紙「デイリー・メール」によると、メーガン妃とヘンリー王子は「今年の結婚記念日はシンプルに家族水入らずで過ごす予定だ」とスコビー氏が明かしたという。スコビー氏は夫妻の友人筋から「ロックダウン中で自宅隔離中なのはみんなと同じ。家族水入らずで結婚記念日はラブリーな1日を過ごすことになっている」と聞いたと話している。
英王室を離脱した夫妻は1歳になったばかりの長男アーチーくんとともに現在、米ロサンゼルスで暮らす。俳優で映画プロデューサーとしても活躍するハリウッドの大物タイラー・ペリーが所有する家は8つの寝室があるといい、家賃は1か月20万ポンド(約2600万円)とも言われている。
そんな大豪邸で結婚2周年の記念日を平穏に過ごす一方で、英大衆紙「デイリー・ミラー」は2年前の結婚式にさかのぼり、エリザベス女王がメーガン妃のウェディングドレスに「疑問を感じた」と報じた。
メーガン妃が着用した「ジバンシィ」の純白のウェディングドレスは、シンプルなラインが美しさをさらに際立たせたと評判だった。しかし、女王が疑問視したのは、その“純白さ”だったという。
伝統的に純白の花嫁衣装は処女性を象徴するもの。しかし、ご存じの通りメーガン妃には離婚歴がある。つまり女王は、再婚なのにウェディングドレスが「白すぎる」として違和感を覚えたようだ。
現代にはそぐわない考えた方だろう。しかし、やはりそれも第二次世界大戦を鮮明に記憶する94歳のエリザベス女王世代が抱いた違和感と言うべきものなのだろう。こんなところからも英王室とメーガン妃との齟齬は生じていたのかもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)