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ヘンリー王子は幼い頃からウイリアム王子に嫉妬心を抱いていた? 旅行中に兄に放った“一言”とは
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ウイリアム王子とヘンリー王子の“確執”は、ヘンリー王子がメーガン妃と知り合って結婚したことで表面化した。ただ、それ以前にも兆候は何度もあったようだ。「仲が良かった」とされていた幼い頃から、兄弟にはお互いにライバル心が存在していたという。2人の実母ダイアナ元妃の関係者によるエピソードを、英紙が報じている。
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「(英国王になれなくて)結構だ」と兄をからかっていた ダイアナ元妃のボディガードが証言
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、ダイアナ元妃の身辺警護を担当していたケン・ワーフ氏が、ウイリアム王子とヘンリー王子には幼い頃から「ライバル関係があった」と語っている
ダイアナ元妃と兄弟が、ナニー(英国で母親に代わって子育てをする人)を交えて車で旅行していた時のこと。ワーフ氏によると、ヘンリー王子は兄の方を向き、こうからかったという。
「(英国王になれなくても)僕は結構だ。だから僕は好きなことが何でもできる」
兄は将来の英国王となる身。同じ兄弟とはいえ、決定的な立場の違いがヘンリー王子に「自分は好きなことができる」と言わせ、国王にはなれない自身の境遇を慰めていたのかもしれない。
2人の立場についてはダイアナ元妃も気を使っていたようで、ヘンリー王子が王室内で重要な役割を果たすと考え「グッド・キング・ハリー」という愛称を使っていたそうだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)