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2児の母、22の資格ホルダーに 元ショートトラック・スピードスケート五輪代表の勅使川原郁恵さんの今

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・井上 千春

「健康」を軸に考えると「運動」「食」「休息」の3つのバランスが大切

 勅使川原さんの好奇心は止まらない。「飾り巻き寿司インストラクター」は、なぜ取ろうと?

「よく聞かれるんですが、飾り巻き寿司は、見た目が華やかで、ウォーキングなどでご一緒したみなさんに、おもてなしでリラックスタイムに差し入れしたら喜ばれるだろうと思って。実際、作って持っていくと、とても盛り上がるんですよ。気付けば、22もある資格なのですが、ただ、取り続けたというよりも、“健康”ということを軸に考えてどんどん学んでいったら、こんなにたくさんの資格を持っていた、という感じです」

 2011年に結婚して出産してからは、育児中のママ目線でも気になることを学び始める。「ベビーヨガインストラクター」や「幼児食インストラクター」などを取得。イベントや講演会など仕事先で会う人、ママ友たちからの悩みや質問に耳を傾ける機会もある。すると、さらに興味のある分野が広がっていき、学びとともに資格取得に挑戦。どんどん増えていった。

「運動」「食」「休息」――勅使川原さんは、取得した22の資格はこの3つの分野に分けられるという。「健康を軸に考えると、3つのバランスがとても大切だと思うんです。健康を維持するには、運動もし、食からも体作りをし、そしてリラックスするということ。これが健康の秘訣だと思います」。よく遊び、よく食べ、よく寝る……このトライアングルのバランスが上手にとれていることが、心身の健康につながる基本なのではないかと、感じているという。

 仕事や育児をしながらいつ勉強を?

「家族が起きる前の朝ですね。午前4時くらい。すごいクリアな時間で勉強に集中できますよ。昔から私はそうなんですよ」