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キャサリン妃は「泣いていた」 ウェディングドレスを秘密にしたい王族たち
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ロイヤルウェディングといえば、豪華絢爛なウェディングドレスが後々まで語り継がれるもの。2011年にウイリアム王子と結婚式を挙げたキャサリン妃は、お気に入りブランド「アレクサンダー・マックイーン」のデザイナー、サラ・バートンのドレスを選んだ。その美しい姿が記憶に新しい人も多いだろうが、実はこの裏には秘密を守りたかった妃の涙が隠されているという。またダイアナ元妃のドレスもデザイナーが苦心を重ねたようだ。
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ウェディングドレスの秘密を守ることが大前提
ウイリアム王子とキャサリン妃の結婚式は、現地時間2011年4月29日に英ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。2人の晴れやかな笑顔は今も記憶に新しいだろう。だが、ここに至るまでには“妃の涙”が存在すると明かしたのは、王室専門家のケイティ・ニコール氏だ。
ニコール氏は2019年に英民放「チャンネル5」で放送されたドキュメンタリー「Secrets of the Royal Dressmakers(王室ドレスメーカーの秘密)」に出演。番組中で、式の準備期間が4か月しかなかったことを説明する一方、最も注目を集めると分かっていたウェディングドレスについて、妃がその詳細を外部に漏らさないよう努力していたことを語った。
だが、英高級紙「サンデー・タイムズ」は現地時間2011年3月11日、ファッション関係者の話としてウェディングドレスのデザイナー名とコンセプトを記事で公開。ニコール氏によると、秘密を守り抜いていた妃はこのリークにひどく傷付き「裏では涙を流していただろう」と述べている。
また、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、1981年にチャールズ皇太子と結婚したダイアナ元妃もウェディングドレスの秘密を守ろうとした1人だ。デザイナーのデイビッド&エリザベス・エマニュエル夫妻はデザインスケッチを破り捨て、秘密が漏れた時に備えて実際のドレスと同じ生地でよく似た第2のドレスまで作ったという。
エリザベス・エマニュエルが2011年に米雑誌「ピープル」に語った内容によると、この第2のドレスは完成しておらず、元妃は試着もしていないそうだ。しかも、挙式の前になくなってしまい、未だに発見されていないという。
(Hint-Pot編集部)