育児・家族

結婚後いつまで料理を頑張ればいい? “新婚クッキング”夫婦の実態

著者:和栗 恵

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新婚当初は「料理=愛情」という方程式が成り立っていた!?

 ニッスイ(日本水産株式会社)が行ったネット調査(料理を担当している20~40代共働き男性41人・女性459人が回答)によると、新婚当時に料理にこだわりを持っていたという人が約6割。

 そのうちの約7割が「手作りのおかずを1品以上必ず作っていた」と回答し、約4割が「レトルト・冷凍食品は極力使わないようにしていた」と回答。そうして手作りの料理にこだわって伴侶に「愛情表現」をすることが、新婚家庭では“当たり前”と考えていた方が多いことが判明しました。

 しかし、共働き世帯の多い現在では、そうやって手間暇をかけ続けるのは難しいこと。同調査によれば「料理に手をかけることにこだわらなくてもよいと感じるようになったのは結婚何か月目ごろですか?」という質問に対し、0~1年未満と答えた人が74%。多くの方が半年~1年で、新婚当初のように手のこんだ料理を作らなくなったことが分かりました。

 では、手料理という愛情表現を止めたことは、伴侶への愛情が失われたということになるのでしょうか。

 ニッスイの調査では、83%の人が「時短レシピや手抜きレシピに頼ってもパートナーからの愛情は減らないと思えるようになった」と回答。「“新婚クッキング”時にはパートナーへの愛情から料理に手をかけることにこだわる人が多いこと、一方で時間の経過とともにこだわりが消え、時短メニューに頼っても夫婦間の愛情は冷めないと、考えが変化した人が多い」という結果でまとめられています。

 上に挙げたニッスイによる調査で男性の回答者が圧倒的に少ないことを見てわかるように、残念ながら日本では、共働き世帯が多いにも関わらず結婚後の家事負担の多くが妻側にかかってしまっています。

 フルタイムで働きながら家事を行わなければならない中、料理に手間暇をかけ続けることは、愛情うんぬんの前に「無茶ぶり」に等しいもの。愛情が目減りしたのではなく、頑張りが続かなくなった、というのが真相なのでしょう。