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18歳の元保護ねこ “歴史”を収めた18枚の“定点観測”写真に称賛の声 「素敵!!」

著者:Hint-Pot編集部

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アイシスちゃんの“定点観測”写真、2021年バージョン【写真提供:にゃぱねっと(@288os)さん】
アイシスちゃんの“定点観測”写真、2021年バージョン【写真提供:にゃぱねっと(@288os)さん】

 今年18歳、人間なら88歳というご長寿の元保護ねこ。その“歴史”をまとめた写真が話題になっています。毎年同じ日に同じ場所、同じ姿勢で撮影された“定点観測”写真は、よく見るといろいろな変化が分かる貴重なものです。飼い主のにゃぱねっと(@288os)さんに話を伺いました。

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初対面で膝の上に乗ってキス 飼い主さんとアイシスちゃんの運命的な出逢い

 2003年に路地で鳴いていたところを保護された生後1か月程度の子ねこ。今や18歳のご長寿ねことなりました。その“猫生”は、飼い主さんとの運命的な出逢いで大きく変わったようです。

 当時、ねこを飼うことを考えていた飼い主さん。行きつけの居酒屋さんで、里親を募集しているキジトラの子ねこの話を聞き、会いに行くことにしました。アパートで保護されていた子ねこは、初めは寝ていたものの、突然起き上がって飼い主さんのところまで歩いてきたのだとか。そして、膝の上に乗ると「にゃー」と鳴いて、顔を近付けた飼い主さんにキスをしたそうです。

 こうして、この子ねこを引き取った飼い主さん。アイラインが古代エジプト人を彷彿とさせたため、漫画「王家の紋章」の登場人物から「アイシス」と名付けました。

 ところが、飼い主さんの奥さんは当初、ねこが怖くて苦手だったそう。そこで、アイシスちゃんと“共存”していくためにブログでねこ日記をスタート。その中で、毎年4月13日(推定)の誕生日記念として“定点観測”を始めました。

アイシスちゃんの長生きの秘訣は? 睡眠時間は18~20時間

 この“定点観測”は、飼い主さんがアイシスちゃんの前足と後ろ足の付け根を支える形で頭上まで持ち上げ、写真を撮るというもの。毎年、同じ姿勢のアイシスちゃんを左側から撮影しています。こだわっている点は「アイシスのお腹と支え役の私の袖口」、そして気を付けている点は「安全第一」なのだとか。

頭上に掲げないバージョン。大きな写真で見ると躍動感がすごい【写真提供:にゃぱねっと(@288os)さん】
頭上に掲げないバージョン。大きな写真で見ると躍動感がすごい【写真提供:にゃぱねっと(@288os)さん】

 2004年から今年まで、18年にわたってこの“定点観測”を続けてきた飼い主さん。ハッシュタグ「#同じ場所で何枚写真撮んねん選手権」と「毎年4月13日、定点観測して18年」との説明を添えて、2018年までの写真15枚をツイッターで公開すると大きな話題に。「2021年バージョン」として19~21年の3枚を加えた18枚の写真も、この投稿のリプライとして投稿しました。

 ざっと見るとアイシスちゃんはほとんど変わっていないようですが、年によって体型には微妙な変化が。食が細くなってもおかしくない年齢ながら、近年は少しずつお腹周りが大きくなっているようにも……。さらに、カメラ目線だったりそうではなかったり、毎年違うアイシスちゃんの表情にもほっこりしますね。「素敵です!!」「にゃんこさんのおかおが少しずつ違うのでありです」といったコメントも付きました。

 アイシスちゃんの長生きの秘訣は、ごはんの食べ方や生活リズムにあるといいます。飼い主さんは置きエサをせず、小分けで適量にして時間を空け、何度もあげているそう。ねこには「腹八分目」という感覚がないため、一度にあげると吐いてしまうためです。また、18~20時間くらい「たっぷり寝かせる」ことも大切なのだとか。

 長寿だからこそ話題となった“定点観測”写真。その反響について、飼い主さんは「十数年間毎年、恒例として続けてきたので、見続けていただいている方々からお祝いのコメントをいただけてうれしいです」と話します。来年以降も楽しみですね。

(Hint-Pot編集部)