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ヘンリー王子 大量のアルコールなどに頼ったことを告白 20代後半から「悪夢だった」

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 メンタルヘルスをテーマにしたオプラ・ウィンフリーとのドキュメンタリーシリーズで、半生を赤裸々に語ったヘンリー王子。その中にはメーガン妃が劇場での公務の直前で泣き出し、自殺願望を打ち明けたことや、20代後半から30代前半にかけての人生が「悪夢だった」とする衝撃的な告白もあった。母ダイアナ元妃の衝撃的な事故死で負った精神的ダメージは、愛する軍隊生活を経て自分の意思を思うように表現できない王室生活の中で確実な心の痛みに変わり、アルコールなどで癒やすしかなかったという。

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「ここにいるべきなのか」という自問も20代後半から

 新たにApple TV+で公開された「あなたに見えない私のこと オプラ・ウィンフリーとヘンリー王子(The me you can’t see)」は、約1時間のエピソード5本で構成されたドキュメンタリーシリーズ。王子や米俳優ロビン・ウィリアムズの長男ザック氏、レディー・ガガといったセレブをはじめ、一般の人々、さらには王子の聞き手を務めるオプラ・ウィンフリーもが、過去のつらい体験やその克服について語っている。番組は体験の共有によって同じ境遇の人たちに助けを与えると同時に、専門医の解説などを交えて具体的な解決の道を探る内容だ。

 王子はエピソード5本すべてに出演しているため、他の出演者よりも発言量が多い。そのほとんどが王室生活の苦悩と“引退”の裏側を明かす内容のため、英メディアはさまざまな切り口で報じている。

 母ダイアナ元妃と妻メーガン妃について語った内容と並んで注目を集めているものは、王子自身の半生だ。英大衆紙「デイリー・ミラー」などは、王子が10年の軍隊生活を終えた28歳から32歳までの4年間を「悪夢」と表現したことに注目した。

 番組での王子は、13歳の誕生日目前で元妃の死に見舞われ、葬儀では兄ウイリアム王子とショック状態だったことなどを語った。また、事故直後の元妃を撮影したパパラッチから謝罪がなかったことも明かしている。

 王子はその後、周囲には「平気だ」と答えていたが、現実と向かい合わずに成長。実際にはメンタルヘルスに問題をきたしており、早くから多汗・赤面などの反応に襲われ、パニック障害も発症したと述べた。

 従軍した10年間だけは幸せだったが、28歳から32歳までは「人生における悪夢」が訪れる。ドラッグや大量のアルコールに頼る日々になり、またその頃から「ここにいるべきなのか」という自問が始まった。そんな苦しくも重い悩みを抱えていた王子に対し、他の王室メンバーは「ゲームをするように対応しなさい。そうすればもっと楽になれる」と助言したという。

 しかし王子は「自分の中には母が本当にいっぱいいる」と告白。元妃の性格を受け継いでおり、制度の外側にいる感覚から行き詰まりを覚えていたと述べた。

(Hint-Pot編集部)