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涙を流した人も…日本への感謝綴った海外リポーターの感動投稿3選 「愛しています」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

熱戦の余韻が続く【写真:AP】
熱戦の余韻が続く【写真:AP】

 未だ興奮冷めやらぬ東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、五輪取材のために来日していた海外リポーターたちについて。取材を終え、無事帰国の途に就く中でも最後まで日本の素晴らしさと感謝を発信しています。

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「助けて」おにぎりで一躍有名になったリポーター 感謝を込めた靴下が最高

 ニュース番組でも取り上げられるなど、多くの注目を集めたのはカナダ公共放送局CBCのリポーターを務めるアナスタシア・バクシスさん。冬季五輪に2度の出場経験を持つオリンピアンでもあります。

 感染対策による行動制限もあり、多忙な五輪取材中の食事ではコンビニが強い味方に。それは海外の報道陣にとっても同じだったようですが、バクシスさんには1つ困ったことがありました。

 それは、コンビニのおにぎり。バクシスさんは、パリパリの海苔を楽しむために工夫された特殊な包装に苦戦していたのです。その様子を動画に収めてSNSに投稿したところ大きな話題に。日本語で「助けてください」とメッセージも添えられていたことから、多くの日本人が開け方を解説する動画やイラスト、「頑張って」といった声援を送りました。バクシスさんは後日、開封に成功したことも報告しています。

 また、バクシスさんが帰国する際に更新したSNS投稿も再び注目を集めました。それは「さようなら日本、愛しています」という日本への感謝の言葉とともに並んだ2枚の写真。1枚は帰りの飛行機内で撮られたツーショットで、もう1枚は何とかわいらしいおにぎり柄の靴下を履いたバクシスさんの足元でした。

 日本愛を感じる写真は大反響。「おにぎりソックス!! 超かわいい」「日本の『おにぎり』大使になってください」「私たちはあなたを忘れない」など、たくさんのコメントが寄せられています。

最後の最後まで親切 五輪ボランティアに感動

 日本人の親切に感謝したのはバクシスさんだけではありません。米バージニア州地元放送局WAVY-TVのリポーター、マリエレナ・バロウリスさんは、帰りの空港で思わず涙を流してしまったそう。

 その理由はSNSに投稿された動画にありました。たった2秒ほどの映像ですが、そこにはエスカレーターを降りるバロウリスさんに向かってロビーの窓ガラス越しに手を振る数人の五輪ボランティアが映っています。

「彼らはとても親切で、毎回歓迎してくれました」とバロウリスさんが綴るように、困難な状況でも尽力してくれた多くのボランティアの方々。バロウリスさん同様、たくさんのアスリートや記者などが感謝を表しています。

空港に飾られた無数の絵馬には感謝の言葉ばかり

 空港に置かれている絵馬にも、たくさんの感謝の言葉が集まりました。米ユタ州地元局KSL-TVのリポーター、シャラ・パークスさんがツイッターに投稿した4枚の写真によると、この絵馬ブースは五輪に携わったすべての参加者のために用意されたそうで、自由に願いやメッセージを絵馬に書いてかけることができるようです。

 絵馬にはさまざまな言語でメッセージが書かれていますが、中には日本語で書かれたものも。そしてそのほとんどは、「Thank you」や「ARIGATO JAPAN」など感謝の言葉です。

 五輪の感動を各国に届けた報道陣たち。彼らも多くのアスリート同様、日本に対し感謝と敬意を持って過ごしていたことが分かります。

(Hint-Pot編集部)