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メーガン妃は“負けず嫌い”が災いして敗訴? 英大衆紙側の控訴めぐり王室作家が予測

著者:森 昌利

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メーガン妃【写真:AP】
メーガン妃【写真:AP】

 英大衆紙が実父トーマス・マークルさんに宛てた私信を掲載したことをめぐり、メーガン妃が同紙の運営企業を訴えたプライバシー裁判。今年2月の略式判決では妃が勝訴したが、運営企業側は判決を不服として控訴した。そして裁判所は現地時間10日、同社が提出した証人陳述書を公開。妃の主張が崩れる内容だったため、英メディア各紙は大きく報じた。有名王室専門家王室も、今回の新事実発覚に対し猛烈な批判を展開。妃が控訴審で敗訴すると予想し、話題になっている。

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元報道官ジェイソン・クナウフ氏の証人陳述書が波紋呼ぶ

 メーガン妃は2019年、英大衆紙「メール・オン・サンデー」(デイリー・メール日曜版)などの運営企業「アソシエーティド・ニューズペーパーズ(ANL)」を相手取ってプライバシー訴訟を起こした。今年2月の略式判決ではプライバシー侵害と手紙の著作権が認められ勝訴したが、ANL側は判決を不服として控訴。現地時間9日から控訴院でANL側の訴えに対する審理が行われた。

 現地メディアは10日、裁判所が公開したANL側の提出文書について一斉に報道。この文書は当時ヘンリー王子夫妻の報道官を務めていたジェイソン・クナウフ氏による証人陳述書で、トーマスさんに宛てた手紙の内容は妃の指示を元に同氏が考案したものであることや、その中でトーマスさんを「ダディ」と呼びかけているのも、手紙が公になった際に印象が良くなることを考慮した防御策だったことなどが明らかにされていた。

 また、同氏はヘンリー王子とメーガン妃が協力を否定している非公式伝記「Finding Freedom(日本語版「自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る」扶桑社刊)」が執筆された際、共同著者のオミッド・スコビー氏とキャロリン・ドゥランド氏に“情報提供”したことも証言している。

今回の展開は“王室側が我慢の限界に達した証拠”との考え

 こうした中、2017年にヘンリー王子の公式伝記本「Harry:Conversations with the Prince(ハリー:王子との会話)」を出版した王室作家アンジェラ・レヴィン氏は、今回の新事実発覚に猛烈な批判を展開した。

 英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、レヴィン氏は王室側の反撃が始まったと主張。「黙して語らず」というエリザベス女王の姿勢に甘え、自分たちの一方的な主張をメディア上で繰り返す王子夫妻に対し、今回の展開は“王室側が我慢の限界に達した証拠”との考えを示した。

 そして「これまで彼女(メーガン妃)が主張してきたことが真実ではないと明らかになり、証言の信憑性が大きく揺らぎました」と続けると、「それでも負けず嫌いのメーガン(妃)は勝訴しようとするでしょうが、それがやりすぎになる場合もあります。メーガンはディテールを無視して、とにかく“勝て”と弁護士を叱咤するでしょう。彼女は人に指図されるのが我慢できないのです」と語り、妃の“負けず嫌い”が災いして控訴審では敗訴すると予測した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)