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キャサリン妃がミリタリー×英国風 お手本にしたいパーフェクトコーデを披露
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11日の「リメンブランス・デー」と前後して、さまざまな関連公務に臨んだ英王室メンバー。現地時間12日朝には、キャサリン妃がインタビュアーとして退役軍人と少女の話を聞く動画が公開された。そこで妃が見せたミリタリーテイストのスタイルに注目が集まっている。
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98歳の退役軍人と10歳の少女から話を聞くインタビュアーに
エリザベス女王の祖父ジョージ5世が定めた「リメンブランス・デー」。当時は第一次世界大戦の慰霊式典が行われていたが、現在は戦争で亡くなったすべての人々を追悼する日とされている。
この時期にマークやワッペンバッジとして英国でよく見かける赤いポピーは、戦没者を象徴するもの。英王室メンバーをはじめテレビ出演者や政治家たちが左胸に着けている姿は、英国外からでもニュース映像などで確認できるだろう。
また今年は、退役軍人やその家族にサポートを提供し、「リメンブランス・デー」関連行事なども管轄する慈善団体「ロイヤル・ブリティッシュ・リージョン」が100周年を迎えた記念すべき年。もちろんこの団体のパトロンはエリザベス女王だ。
王室メンバーも関連行事に複数出席。ウイリアム王子夫妻のYouTubeチャンネルは現地時間12日朝、キャサリン妃がインタビュアーとして98歳の退役軍人と10歳の少女から話を聞く動画を公開した。
「ホランド・クーパー」のタータンチェック柄コートで英国テイストを
動画での妃はまず、ロイヤルチェルシー病院の正面玄関脇とみられる場所で98歳のブルーム大佐と10歳でカブスカウトに所属するエミリーちゃんと対面。ちなみにこの病院は退役軍人の老人ホームとして機能している。
英雑誌「ハロー」はこの対面時に妃が着用していたコートに注目。このフォーマルなダブル仕立てのロングコートは、英ブランド「ホランド・クーパー」のアイテムで、価格は749ポンド(約11万5000円)。深いグリーンのタータンチェック柄に、フロントと袖口の金ボタンでアクセントをつけた一着だ。シルエットはやや細身でストレートに近く、メンズライクなデザインと合わせて妃の長身を上手に引き立てている。
そしてインタビュー中はもちろんコートを脱ぎ、深いグリーンのタートルネック姿を披露。この時のアクセントは左胸に着けた赤いポピーのワッペンバッジだった。またシンプルな膝丈のスカートと足元のハイヒールも同じ深いグリーンで統一。ミリタリーテイストに欠かせないカラーでまとめつつ、コートのタータンチェックで英国さをプラスするという絶妙のコーディネートといえるだろう。
妃はこのインタビューで、ブルーム大佐の戦争体験や失った仲間のエピソード、過去100年間に「リメンブランス・デー」が果たした役割などについて話を聞いた。その堂々としたインタビュアーぶりは、98歳と10歳という離れた世代を見事に結び付けていた。また、人への興味を上品に示す表情や仕草など、ぜひお手本にしたい動画かもしれない。
(Hint-Pot編集部)