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キャサリン妃のセットアップの謎 クラシカルなチェック柄の着回しを徹底検証
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キャサリン妃は現地時間25日、ウイリアム王子とともにスコットランドの詩人ロバート・バーンズの生誕を祝う伝統行事「バーンズナイト」のために、スコットランドのダンディー・シティにあるNHSテイサイドの医療従事者へビデオメッセージを送った。今年に入ってからフォーマルな装いが続いていた妃だが、今回は一転して、鮮やかな赤のタータンチェック柄のコーディネートで登場。妃は過去にも同柄のアイテムを着用しているのが目撃されており、セットアップではないかと見られている。
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エリザベス女王とのクリスマスランチへ向かう車内で目撃されたアイテムと酷似
ウイリアム王子と肩を並べ、ビデオメッセージに登場したキャサリン妃は、「社会で弱い立場にいる人たちを守ろうと根気強く働く皆さんにとって、今年は大きく状況の異なる一夜となりました」とコメント。例年とは様変わりした世相の中で記念日を迎えた、スコットランドの医療従事者へ思いを寄せた。
今年、すでに2回オンライン通話で公務をこなしている妃だが、グレンチェック柄のジャケットや、黒ジャケット×白ブラウスと、フォーマルなスタイルを見せてきた。しかし、このほどのメッセージ動画には、スコットランドへの敬意を込め、象徴的な柄であるタータンチェックの、ややカジュアルなアイテムをセレクトしている。
妃が着ているのはドレスの可能性もあるが、過去に同柄のスカートを着用していたことから、セットアップのアイテムだったことが推測される。トップスは襟元と袖口のカフス部分が白地に切り替えられたクラシカルなデザイン。ウエスト部には共布のベルトが締められている。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、同柄のスカートは2018年、ウイリアム王子夫妻が軍人家族のために開いたクリスマスパーティーで着用していたという。そこに英国の老舗カシミアブランド「ブローラ」の黒のクロップドカーディガンと、同色のスエードブーツを合わせ、スカートの柄が際立つシンプルな装いを披露していた。
また、その翌年の12月には、コロナ禍以前は毎年恒例だったエリザベス女王のクリスマスランチに向かう車内で、とてもよく似た服を着ているのが目撃されている。
妃のファッションに関する情報サイト「WHAT KATE WORE」は、このブラウスとスカートは英ブランド「エミリア・ウィックステッド」のものではないかと分析している。ブラウスに関しては、同ブランドの既製品にはシアースリーブデザインやノースリーブのものしかないため、ブランドを断定することはできないが、妃が特注した可能性もあるだろう。
ブラウスやスカートに限らず、昨年末のロイヤルツアーでもマフラーやマスクで見せてきた赤いタータンチェックのアイテム。そのクラシカルで、上品な着こなしはお手本にしたい。
(Hint-Pot編集部)