どうぶつ
「ニャンキー座り」 元捨てねこの茶トラ ユニークなポーズで愛猫家を魅了
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高い柔軟性を持っているねこ。時に驚くような姿で座っていることがありますよね。両膝を抱え込んだいわゆる“体育座り”のようなポージングの愛猫に「どうなってるの!?」と驚いた飼い主さんの投稿が、ツイッターで注目を集めています。投稿について、飼い主の保護猫茶トラのもぐもぐ日記(@kanaemon3105)さんに話を伺いました。
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変わったポーズで魅了するもぐくん
飼い主さんを覗き込むような目線でポーズするのは、茶トラの「もぐ」くん。獣医さんの見立てによると、1歳7か月になる男の子です。時々、その柔軟性で飼い主さんを驚かせることがあるといいます。
写真を撮影した日は、テレビを観ていた飼い主さんの横に来ると体育座りのような形に。そのまま毛づくろいを始めました。
「変わった姿勢でするんだなあ」とカメラを向けると、何とカメラ目線に。「翌日も同じような座り方で毛づくろいしていました」と教えてくれました。
不思議な座り方を見てほしいと思った飼い主さんは「どうなってるの!!!!」という一文を添えて写真をツイッターに投稿。すると、リプライ(返信)欄には「足にハートがある」「体育座り?」「ニャンキー座り」などの感想が集まりました。
投稿から3日間、“いいね”やリツイートの知らせが鳴りやまなかったという飼い主さんは「正直、戸惑いました」と苦笑い。
ユニークな姿で世間を戸惑わせたもぐくんですが、本人は至って普通だったよう。飼い主さんは「面白いと思って撮影する私を見て、何だかキョトンとしていたように感じました」と話しています。
「もぐもぐ」食べて元気いっぱい
家族からの愛情を一身に受けて育ったもぐくんは、元々捨てねこでした。
「中学生になる娘の友達が、箱に入っている子ねこを見つけて娘に連絡をくれました。すぐに家族会議をして、迎え入れることを決意。ホームセンターに駆け込み、トイレやごはんを調達しました」と出会いを振り返ります。
引き取った後はまず動物病院へ連れていき、病気や怪我などがないか診察してもらうことに。幸いなことに、もぐくんの体調に大きな問題はなく、獣医さんから「推定生後3か月」だと診断されました。
自宅に連れ帰ると、小さな体で「もぐもぐ」とごはんを食べ始めたそう。その姿が印象的だった飼い主さんは「もぐ」と命名しました。「すぐに懐いて安心した様子でぐっすり眠りました」と当時を回想します。
おとなしく、かなりの甘えん坊ですぐに膝に乗ってくるというもぐくん。飼い主さんは「降ろしてもグルグルと言って甘えてきます。肉球や鼻、耳口、ヒゲ、シッポなどどこを触っても怒らない温厚な性格です」と穏やかに育ったもぐくんに目を細めています。
まだまだやんちゃ盛りのもぐくん。これからも元気いっぱいに過ごして、いろいろなポーズで家族を笑顔にしてね!
(Hint-Pot編集部)